国際大会に出れば、それなりの前評価で優勝候補、強豪といわれるオランダだが、今のところ、名前だけが一人歩きしているような印象がないでもない。（もちろん、強いですが） 攻撃陣はスナイデル、ファン・ペルシー、ロッベンと駒はいるが、特にロッベンの復…

トゥーロン国際大会は、わたしも、結果を知った後で、録画をざっと流して見た程度なので、きっちり見てはいないが、結果的に、日本は２勝３敗（敗戦はＰＫ含む）。完敗はチリ戦だけだった。五輪本大会に出場するイタリア、コートジボワールに勝てなかったが…

ワールドカップ・アジア３次予選メンバーが発表された。 選ばれた選手はキリン杯と、さして変わばえはないが、遠藤、鈴木の不調気味がやや懸念材料。相手もドン引きになるであろうことから、日本の先制点の時間帯が遅ければ遅いほど、焦りに変わり、自滅する…

前売りチケットが余りに余り、当日も人が少ないと聞いていたが、東川口、浦和美園に着いた段階では人混みで、いつもの風景と変わらなかった。しかし、スタジアムに着いて、納得。両アッパー、ロアーのコーナーはガラガラのありさま。グズグズの五輪予選でも…

二年連続でレアル・マドリードがリーガ王者だが、グティ、ラウル、サルガドが代表から去り、いまやレアル・マドリードからの代表選出は、セルヒオ・ラモス、イケル・カシージャスの二人のみ。レアル・マドリードも、選手のドテン買いから「買い」をスリムに…

ベスト８のうち、浦和、アル・カドシャ、アル・カラマの３チームだけが、過去にベスト８に残った経験がある。日本のクラブが、中東組で一番やりたくないのが、準優勝経験のあるアル・カラマ。そして、一番やりたいのが時差のないアデレード・ユナイテッド。…

正直、水曜日にチャンピオンズリーグ決勝があった後だけに、このゆるゆるモードは何？。…と、比べたらいけないが、やはり、どこか物足りない。喩えると、食事してたら、なんだか、途中から腹が一杯になってきたような印象の試合だった。新鮮だったのは、国歌…

ユーロ開幕まで２週間を切ったので、出場国のチェックもかねて、開幕前まで（全部ではないが）ちょくちょく載せていきます。今回は、クロアチア代表。 ２００６年ワールドカップ・ドイツ大会で日本とクロアチアは対戦したので、クロアチアのメンバーでは知っ…

AFCチャンピオンズリーグ・グループリーグが終了し、ベスト8が出揃ったが、AFCがアジアのプロリーグに対する評価を行ったようだ。組織力20点、技術力100点、観衆100点、健全さ50点、マーケティング20点、ビジネスの規模100点、試合の進行20点、メディア20点…

試合開始前、BILEIVEという一文字が、マンチェスター・ユナイテッドのゴール裏に浮かび上がったが、まさに、PK戦の最中、マンチェスター・ユナイテッドのサポーターは、ひたすら信じるしかなかったのではないだろうか。そのかいあってか、07-08のUEFAチャン…

開幕２連敗の浦和が首位で中断期間へ入った。今季の浦和の試合をスタジアムで見ている人なら、綱渡りだったことは肌感覚で感じたはず。試合での勝利そのものは嬉しいとしても、中盤の構成はなく、何をしたいフットボールなのか、伝わってこない。まるで出来…

明日、チェルシー対マンチェスター・ユナイテッドによるUEFAチャンピオンズリーグ決勝が行われる。運営側の立場からすれば、最悪のマッチカードだ。おそらく、モスクワ市内は赤と青で染まり、あちこちにビール瓶が転がり、各所では、両サポのいざこざや騒動…

浦和対大阪戦の騒動については、『浦和 対 大阪戦の「暴動」について』で書いているが、試合そのものは両チームの気持ちが出ていて、面白かったし、好ゲームだった。主審がもっと上手く笛を吹いていたら、もっと良い試合になっていた。そして、せっかくの好…

浦和対大阪の騒動は、明日のＪ・ＬＥＡＧＵＥ★１３節の短評で書こうかと思ったが、分量が大きくなりそうなので、こちらで先に一部書いておきます。 「暴動」というコトバが適切かどうかは置いておいて、スポーツ紙などのマスメディアが面白がって、「浦和サ…

ここからあれこれテストや競争するには、時間がないし、これまで時間はいくらでもあった。フル代表に呼ばれている者を除き、このトゥーロン国際大会のメンバーリストがほぼ最終発表となる。 （ＦＷだからという部分はあるものの）初召集の選手（エスクデロ）…

３月のバーレーン戦の敗退から、さほど面子に大きな変わり映えはない。川崎のＤＦ陣に、若い二人が入ったくらい。当然だが、まず、安心したい選手を確保している印象。今回は、半ば２チーム分を想定しているようだが、テストというラインがいまいち掴みきれ…

テレビ観戦よりスタジアム観戦の方が上、「スタジアム観戦 ＞ テレビ観戦」という暗黙の定義があるかもしれない。 わざわざスタジアムまで足を運ぶ人と、家でテレビで済ます人との労苦の差を考えるとそうなるのであろう。わたしもブログで下手な試合観戦記事…

ＥＵＲＯ2008において、わたしが優勝候補に上げているポルトガル代表のメンバーが発表された。 前回大会、オランダ戦でありえない軌道でミドルを決めたマニシェがメンバーから外れたのは驚きだが、前にそこそこアタッカーを揃えており、攻撃で過剰にならない…

決勝チケットの価格がはじめから高い理由、そのからくりとは･･･。 ＦＩＦＡワールドカップの決勝チケット価格はカテゴリー１で約８万円、カテゴリー２で約５万円、ゴール裏の一番安いカテゴリー３でさえ３万円前後する。グループリーグの試合ですら、カテゴ…

寒い週末だった。５月ＧＷ明けなのにタオマフではなく、普通のマフラー使用とは。 浦和の独走かといわれれば、数字上はそう見えるかもしれないが、安心している浦和サポはいまい。先々、勝てなくなる時期もあるだろうし、（去年暮れに身を持って体感している…

本当はすごいはずなのに、芽が出ず、ビッグクラブへ来て、ようやく開花という話はよくある。そのパターンとしては、やはり、オランダ、フランスから他国への転籍組が多く目立つが、パリSGで燻っていたロナウジーニョなど格好の例であろう。他のパターンでは…

日本五輪代表が五輪で活躍する可能性は、高くもなく、低くもない。しいて目立った活躍をするならば、オランダ撃破くらいになる。肝心のメダルの可能性は低いだろう。というのも、グループリーグを突破した決勝トーナメントでは、オランダより遥かに強い格上…

第５節ともなると、さすがに決勝トーナメント進出のクラブが出てくるが、早速、日本からも…。 大阪がきつい日程と相手だったが、見事に決勝トーナメント進出を果たした。鹿島もほぼ当確であろう。これで、来年以降も、ACL参加クラブには良いプレッシャーにな…

さて、毎月発表される、アテにならないFIFAランキングだが、特に目立った変化はない。アジアについては、６月のワールドカップ・アジア三次予選の結果で、多少の動きがありそうだ。また、６月から始まる欧州選手権以降、めまぐるしく順位が変わるであろう。…

あと２節で６月のブレイクに入る。ナビスコ杯グループリーグはあるものの、６月下旬までリーグがないため、再びリセットに入るが、各クラブとも、良い位置でブレイクに入りたいだろう。各クラブ共に思惑があると思うが、ここでブレイクを歓迎するクラブ、歓…

神宮の森を抜け、神宮球場の前を通りかかると、意匠を凝らした看板には、「明治神宮野球場」とたたえてある。てっきり、神宮球場が正式名称かと思っていたが、違うようだ。ここは名前の通り、宗教法人である明治神宮がスタジアムを所有している。ちなみに近…

これほどチケット戦線の厳しい大会はあったであろうかと思えるくらい、チケットが品薄な大会もないだろう。去年３月の販売開始からすでに一年以上経過した５月突入して、これまで一次販売以外では、当選者宛のUEFA EURO 2008(TM) waiting listsalｌの割り当…

鹿島は、浦和戦のゴール裏の（一部サポーターによる）自損事故以来、勝てていないが、そういうものなのか。かって、プロ野球の日本シリーズでも、余計な一言から潮目が変わったりしたが、やはり、流れは怖い。鹿島のチーム状態は決して大崩れしていないが、…

そもそも五輪サッカーにおいて、オーバーエイジは、FIFAワールドカップとの競合を避けるためのFIFAとIOCによる妥協の産物でしかない。バルセロナ五輪以降、五輪サッカーでは、五輪開催年前年の１２月３１日現在で２３歳未満の選手しか選手登録できなかったが…

チャンピオンズリーグ決勝は、ベタのような英国対決になった。ただ、マンチェスター・ユナイテッド対リバプールではなく、マンチェスター・ユナイテッド対チェルシーとなった。 ５月２１日は、モスクワが一日だけ英国天下になる。そういえば、数年前も、英国…