2007-09-01から1ヶ月間の記事一覧

川淵、マスメディアが使う「サポーター」とは「コンビニ客」のこと

*辛辣記事3連投になりますので、あしからず。明日から通常に戻ります。 「サポーター」とはたしかに便利な言葉だ。昨日までサッカーを見たことが無い人でも、スタジアムに行けば、サポーターになれる。そして、好きな時に辞められる。もちろん、また、好き…

日本サッカーでターンノーバーは手抜き? 2 <その後に>

しかし、我那覇のドーピング事件といい、川崎のやることなすこと、すべて裏目。今シーズンは川崎にとって天中殺としか思えないが、Jリーグ幹部は会議室のサッカーになっていて、現場をまるでわかっていない。趨勢の会社でも似たようなものだろう。どこいっ…

日本サッカーでターンノーバーは手抜き?

こういった発言が出ること自体、日本のサッカー文化の稚拙さを感じる。プロ野球なら、阪神・金本のように満身創痍ですべてを全力で闘う姿は美徳とされるが、同時進行で日程がタイトになるタイトルがいくつもあるサッカーはそうもいかない。そもそもあのよう…

<選評> ACL。浦和、川崎の戦い。

先に浦和に触れておくと、浦和の2-0の勝利は嬉しい誤算。引き分けで十分だったが、ゲーム開始直後、幸先よく先制した。ポンテのシュートをGKがはじき、田中が詰めて決めた。やはり、彼はぬるい親善試合よりもこういった負けられない真剣勝負ほど仕事を…

ACLの準々決勝セカンドレグ <展望>

さて、今夜、ACLの準々決勝セカンドレグ4試合が行われるが、総じて、ホームでアウェイゴールを喫したクラブ、アウェイでアウェイゴールを取れなかったクラブはかなり難しい戦いになりそうだ。 【ファーストレグ 結果】 アル・ワハダ 0-0 アル・アハリ…

<選評> 日本 12 - 12 カナダ

正直、勝てた試合だった。それは日本もカナダもそう思ったであろう。互いにイージーミスの応酬で、共に肝心なところでファウルをしてしまう。流れを自分の所に手繰り寄せることが出来ない。よって、引き締まった試合というより、こうなるべくしてなった試合…

<戦評> 大阪ユース 1-3 広島ユース

第18回高円宮杯の準々決勝における大阪ユース対広島ユースのカードだが、対戦が早すぎる。事実上の決勝戦であろう。 (前半)1-2 大阪ユース(後半)0-1 広島ユース (合計)1-3 大阪は幸先よく先制したものの、大阪が負けるとしたらこういう展開…

J・LEAGUE★第26節 <連勝と連敗>

連勝と連敗。連勝すると勝ち続け、連敗するとなかなか泥沼から抜けられないというのが今シーズンの傾向のひとつかもしれない。前半に苦戦した千葉などをみても、うまく流れに乗れるかどうかが鍵になっている。 今節、5連敗だった甲府、神戸が勝ち、残留争い…

日本におけるアウェイゴールの文化

浦和対全北の試合後、韓国記者の方々は喜んでいたらしい。それはそうであろう。0-2の敗戦はほぼ絶望的だ。負け方次第では(精神的に)勝者にもなれるのがアウェイゴール・ルールである。前年王者の全北としては1-2は理想的な敗戦ではないか。もちろん…

<選評> 日本 18 - 72 ウェールズ

やはりというか、日本はともかく、ウェールズの出来はよくなかった。試合はミスの応酬で、すこししまりがなかった。当然、力の差はあるが、すくなからず、100回やって一回勝てるかもしれない、善戦できるかもしれない要素はあり、それを前半の10分~2…

UEFAチャンピオンズリーグ・グループリーグ 1節 <総評>

今年はグループリーグの段階で、バイエルンミュンヘン、ユベントスがいないせいもあるが、去年のバルセロナ対チェルシーのような注目カードもない。よって、流れとして、ホームで落としたチームが脱落していくような気配がある。勝ち点差はあまりひろがらず…

FIFAランキング 2007年9月19日最新版

アテにならないランキングながらも、ユーロ予選の結果が大きく反映されている。中でもフランスを撃破したスコットランドが大きくジャンプアップ。予選グループで首位のポーランド、ルーマニアも大きく躍進。しかし、三大陸トーナメントの優勝が日本のランク…

<選評> 浦和 2-1 全北

勝ったのに、どこか負けたような気分。これはわたしだけであろうか。 2-0で浦和リードのままロスタイム、全北にアウェイゴールを献上してしまう。 内館と田中の交代の隙に、CKからゴール前混戦の中、全北の選手が高さを制圧して、(闘莉王が躊躇した印…

<選評> 早稲田 47- 19 ケンブリッジ

スーパー1年生だった五郎丸がもう最上級生の4年生とは。今年の早稲田を占う上で、シーズン前に出来の確認をするには、この相手はもってこいである。ケンブリッジも、すこしプレーから遠ざかっているような寄せ集め感のような出来だったが、仮想大学相手と…

菊地直哉の逮捕について4

もともと菊地は選手時代、日本より海外での評価の方が高かったし、その能力もある。まだ、22歳と若い。ただし、契約、クラブ入りはないだろう(あっても不思議ではないが)。あくまで練習、ゲームに参加するのが趣旨で、きちんと日本でけじめをつけたほう…

サッカーの誤審・主審について

Jリーグであいかわらず、ゲームを壊すような主審が後を絶たない。 そもそもサッカーにおいて、最初、主審は存在していなかった。収拾のつかないゲームを仕切る役割として後から導入されたのだが、その主審が絶対だということに異論はない。ただし、主審が無…

J・LEAGUE★25節 <下位も底固めへ>

下は、横浜、大宮、甲府で底固めをしているようだが、連勝したら、すぐ上の大分、広島、神戸を巻き込める。むしろ広島、神戸は、この時期の連敗はタイミングが悪すぎて、降格圏へ引き釣りこまれることも。千葉は降格圏から完全離脱した。 清水は当ブログで優…

シュートを外して、どうして拍手が起きるのか?

欧州各リーグが開幕して一ヶ月、Jリーグは後半へ向かっていく。両者を見ていると、スタジアムから起こる拍手でひとつ気づくことがある。スタジアムにいて感じる人も多いかもしれない。特にシュートが外れた瞬間のレスポンスがそうである。 欧州では、シュー…

なでしこのロスタイム劇場

日本女子が2試合続けて、ロスタイムにゴールを決めるという、ジーコ劇場もどきの試合を演じた。本来なら、前回大会のように大量得点で勝たなければならない。もし、日本が前半の早い時間に得点していれば、得点を計算できないアルゼンチンの集中は途切れ、…

五輪最終予選は勝ち点12で本大会出場!

日本 勝ち点7 カタール 勝ち点4 ベトナム 勝ち点2 サウジアラビア 勝ち点2 日本は次、勝てば、最終戦は消化試合じみた雰囲気になるであろう。もちろん、引き分けてもいいし、負けても、さほど心配は要らない。日本の出来の悪さだけが突出しているようだ…

<選評> 日本 31-35 フィジー

前回大会で日本はフィジーとグループリーグで激突しており、その時は、13-41で日本は完敗した。今回も下馬評はフィジーが23点差をつけて日本に勝つというものだった。 日本がフィジーに勝つには点差を広げないロースコアの展開しかない。なんとか競っ…

<選評> 日本 1-0 カタール

もう秋なのか。夕暮れは紫色に染まり、すこし肌寒さを感じないわけではないが、まもなく夏が去ろうとしているのが気配でわかる。わたしが到着した国立競技場は、そんな雰囲気に揺曳されながら、キックオフ時間が迫ると共に、スタンドの照明が眩しくなってい…

<選評> 日本 0-0 スイス

開催都市クラーゲンフェルトはウィーンと違って都会ではない分、住んでる人たちは暇なのか。それともオシム人気か。オーストリアとは、まったく関係ない二カ国の試合にもかかわらず、スタンドががらがらにならなかったので、プレーする選手も、すこしはハリ…

<展望> 日本 対 カタール

まかり間違っても、ここで日本が負けることはない。これは100%確信している。最低でも引き分ける。 ベトナムに1-0で拙戦をしたから、日本が負けるということはない。ただ、カタールは引いてくるので、ふあたびベトナム戦と同じように、引いた相手をこ…

<展望> 日本 対 スイス

そういえば、一昨年の12月、ドイツワールドカップの組み合わせ抽選会で、日本のメディアは「スイスなら勝てるかもしれない」と言っていたのを昨日の事のように思い出す。 もはや、そんな論調は馬鹿げたものであることに間違いないが、正直、今夜は内容の締…

<選評> 日本 0-0 サウジアラビア

試合開始前の反町の顔アップはこれから合格発表を見る浪人生のようで、顔色が悪すぎる。見てるこちらまで不安になりそうだ。 試合は順当に引き分けたことで、残念ながら日本の3連勝はなくなった。しかし、勝つ可能性はすくなからずあった、完全な決定機は日…

<選評> 日本 3-91 オーストラリア

基本的に、ラグビーはロースコアにならなければ、先に30点を取った方が勝つスポーツである。前半を3-23という(信じられない善戦の)点差にもかかわらず、後半立ち上がりに日本はすぐ失点したことで、試合自体は決まった。前のブログ記事で前半で21…

<選評> 日本 0-0 オーストリア

スタジアムが満席で雰囲気は良かった。こういった雰囲気で試合できるのは日本国内の試合では難しい。貴重な経験だ。一方で、相手が日本なのに満員札止めというのは、それだけ、来年の欧州選手権の開催が待ち遠しいというオーストリア国民の期待の表れでもあ…

<展望> 日本 対 オーストリア

スイス、オーストリア、日本、チリの四カ国が三大陸という大会名称で対戦するが、日本はチリとは試合がない。スイスもオーストリアとは対戦がない。正直、日本はチリとも試合をしたい。大会後にどこかのスタジアムを借りて、チリと試合するなんてアイディア…

たとえ日本代表が大敗しても・・・

マスメディア(放送する日本テレも番宣無し)でもほとんど注目度ゼロに等しいラグビーワールドカップが、まもなく開幕する。明治大ラグビー部が低迷してはや十年以上が経つが、それと歩調を合わせるようにラグビー人気も低迷していった。 いまでは、一部のマ…