2007-06-01から1ヶ月間の記事一覧

菊地直哉の逮捕について3

問題の結論はクロ。そして、菊地の順風満帆なサッカー人生はほぼ終ったといっていいであろう。 契約すれすれの無名選手や10代の若者ならまだしも、もはやレギュラークラスにある選手の解雇は、一度、上り詰めているだけに、そのリターンは厳しくなる。海外…

アジアカップの戦い方、外野の影響

アジアカップの戦い方において、相手関係はひとまず置き、自分たち(日本代表)がどう戦うか。である。 まず、キーパーソンの中村俊輔をパーツにするか、チームの中心にするか。それはいいかえれば、オシムの平面戦術を貫くか、すこし妥協(調整)するかとい…

バイロム復活?

2002年ワールドカップ日韓大会において、ある意味、大会とは別のところで有名になった会社の名前が「バイロム」。いわゆる、零細企業のような小さな小さな民間企業であるが、ワールドカップ・チケットの国外(海外分)販売を独占販売した。そして、あの…

U-20W杯、予定のベスト16へ <U-20日本代表>

アジアカップに先駆け、まもなくU-20W杯が始まる。 対戦相手ごとのシュミレーションをしてみよう。 【スコットランド】 スコットランドは、おそらくイングランドスタイルの中盤を省略した古臭いフットボールになる。まさにW杯ドイツ大会、オーストラリ…

クラブ世界選手権は本当にクラブ版ワールドカップか?

クラブ世界選手権も今年で3回目になり、あっというまに10回まで行くのかもしれない。 しかし、(もちろん、旧トヨタカップはトヨタカップで面白かったが)、無理にあの方式を拡大して踏襲する必要は無いだろう。だから、毎度お馴染みのこういった事も出て…

J・LEAGUE★17節 <シーズン折り返し>

消化試合が一試合少ない浦和と広島以外は17節で全日程の折り返しを終えた。まだまだ伸びそうなクラブ、踏みとどまりたいクラブがある中、ようやくリーグ順位の骨格も固まりつつある。とくに横一線だった2位から12位までが間延びしてきた。磐田、新潟は…

菊地直哉の逮捕について2

あまり気持ちの良い記事ではないが、書かざるをえない。 磐田・菊地が釈放「裏口から消えた」 静岡地検浜松支部は22日、静岡県青少年環境整備条例違反(淫行)の疑いで逮捕された磐田MF菊地直哉(22)を起訴猶予処分とした。本人が深く反省しているこ…

中田英寿よ、FIFA会長になれ!

オシムが外国記者相手に、冗談で中田英の日本代表復帰などというリップサービスをすると、さすがにすこしサプライズである。何か比喩か皮肉を言いたかったのか定かではないが、現実的には無理であろう。ただし、中田英寿には進んで欲しい道がある。 中田英寿…

ミラン対ボカ・ジュニアース、再戦か?

夏以降、浦和以外での参戦予定の試合が増えてきそうだ。まず、年末にミラン対ボカ・ジュニアース、再戦か? やはりというか、ボカ・ジュニアースがリベルタドーレス杯を制した。ミランがUEFAチャンピオンズリーグを優勝したので、縁がらみでこうなるのかと思…

J・LEAGUE★16節 <ブレイクを前にして>

一ヶ月のブレイク直前、前半もあと2節を残すが、選手によっては代表やナビスコで多忙にもなれば、試合がなく、ちょうどよい休暇にもなる選手、それぞれであろう。クラブとしても、磐田、神戸などはこのブレイク期間にごたごたをすこしでもスムーズにさせた…

ワールドカップ と オリンピック が、開催したい国

ワールドカップ、オリンピック、両者とも、開催したい国や都市は、それこそ引く手あまたで、その開催権の争奪戦は水面下で札束が飛び交うほどに凄まじい。開催する側としては、その計り知れない経済効果はもちろん、世界へのアピールとしても露出満点である…

アジアカップ2007の予備登録が発表されたが・・・

ちょうど一年前の昨日、やわらかいザワークラストの上に乗った白いニュルンベルグ・ソーセージを食べていた。日本がクロアチアに勝っていたら、さぞかし美味しかったことだが、残念ながら、味覚としての「美味い」だけにとどまった。ドイツビールも味気なか…

J・LEAGUE★第15節 <レアル・マドリードのような優勝がJに・・・>

スペインでは、あの(途中で匙を投げかけていた)カッペロ監督率いるレアルマドリードがリーガを制して優勝した。追随していたバルサとすれば、あのクラシコの3-3が悔やまれるが、最後の最後まで優勝の行方がわからない展開というのもスリリングで、Jリ…

平山とカイトと巻

たしか2年前、デュルク・カイトと平山はフェイエノールトで一緒に練習していた。平山は練習生扱いだったが、生まれ持った能力・資質ならば、きっと、若い平山の方が上であったかもしれない。また、フェイエノールトにおけるカイトの立場が当時在籍していた…

FIFA U-20ワールドカップ カナダ2007 U-20日本代表が発表されたが・・・

結局、名古屋の吉田マヤ、横浜FMの乾は入らなかった。もちろん、伊藤翔、浦和の日本人エスクデロも。新戦力よりも、去年からのメンバー固定によるチームの成熟を優先したようだが、はたして結果はいかに。 ■GK 林 彰洋 192cm/83kg 流通経済大学 (五輪候補…

AFCチャンピオンズリーグ2007決勝ステージ組合せが決まったが…

まるで浦和はミランか。実力でなく、くじ運の良さである。そして、なかなか調子の上がらないところも似ている。ミランは06-07チャンピオンズリーグで準決勝のマンチェスターユナイテッドと当たるまでは、さほどの強敵とは当たらなかった。AEKアテネ、リ…

FIFAランキング 2007年6月13日最新版

マスメディアは日本が40位にランクアップしたと喜んでいるようだが、(たとえ、それが事実でなくとも)少なからず悪い気分はしない。これで日本はアジア最上位になった。また、日本と韓国は1クリック開いた。メキシコの26位は落ちすぎ。 アジアカップの…

サッカー日本代表の五輪予選突破の可能性は・・・

おそらく、五輪世代における、現アジア最強は韓国でも日本でもなく、カタールかもしれない。昨年のアジア大会では強豪イラクを決勝で退けて優勝している。ドローにおいて、新参の強豪オーストラリアと並び、そのカタールがどの組に入るかに注目していたが、…

菊地直哉の逮捕について

ちょうど一年前の昨日は、W杯のドイツにいて、カイザースラウテルンのゴール裏で、オーストラリアの「カーヒル - カーヒル - アロイージ」の3連単に打ちのめされていたわたしだったが。一年後の今日、こんなニュースを聞くとは夢にも思わなかった。わたし…

我那覇処分は正当…FIFAが回答、その先にある視点は・・・

ドーピングをした我那覇選手への処分は、たとえWADA(世界アンチ・ドーピング機関)の規定から外れていたとしても、(組織が逃げて個人へ責任を転嫁したり、規則のための規則になりがちな風潮の中、)バランスのとれた適切な対応であった。そもそもWA…

浦和のエスクデロが日本国籍取得ということだが・・・

意外と早かったか。それとも、なにか見えない力でも働いたのか。申請からたったの四ヶ月での日本国籍承認。最近、日本国籍選択や帰化するスポーツ選手が多いが、すでに珍しい、新しいといった印象はない。ただ、サッカーの場合、過去を振り返っても、なにか…

J・LEAGUE★第14節 <2位から12位まで横一線>

一人旅の大阪を後に、2位から12位まで横一線。 まさに単騎逃げの大阪には願っても無い展開ともいえよう。だが、このリズムは今月で一度切れてしまう。今月を終えると、休止期間の1ヶ月に入り、このまま逃げたい大阪としては休止期間はいらないくらいでは…

ツーロン国際敗退 ~ ワールドユースへ

U-20日本代表が、ツーロン国際を3試合消化で敗退したのはすこし痛い。吉田監督は3試合でOKだったのか、はじめから3試合と割り切っていたのか。勝負に徹しなかったのか。すくなくとも、(この世代に限れば)対戦した3カ国はU-21とはいえ、各ク…

<A3選評> 浦和 3-4 山東

開幕したA3だが、中国の2クラブが白星スタートを切った。クラブの大会なのに、スタジアムに中国国旗が目立つのも、日本のクラブが相手であるからか。すこし、どこか2004年のアジアカップを思い起こさせる雰囲気で、粘りつく熱い空気、動かない空気が…

U22-日本代表 最終予選へ向けての計算は…

ようやく五輪二次予選が終わったが、黄金世代の韓国に比べ、日本は成熟、熟成という点では、何も出来てはいない。明確な戦い方も戦術もなく、出たとこ勝負のギャンブルと同じである。そんな日本が最終予選で勝ち進む一番の展開は、(勘違いしたまま)あれよ…

<選評>U-22日本代表 3-1 U-22マレーシア代表

一昔前、日本がマレーシアにさえ適わなかった時代があったが、今日のマレーシアには、その日本が勝てなかった名残というか、技術云々ではない、言葉には出来ない理由がそこはかとなく見え隠れした。 黄色と黒のストライプのユニフォームは、どこかアフリカの…

<選評> 日本代表  0-0  コロンビア代表

コロンビア戦の試合当日の朝、通勤の最中に青ユニを着たサポーターを一人見かけた。Jリーグのアウェイ遠征で、早朝から東京駅などでクラブユニを見かけることはあるが、代表になると、久しく見ていない気がする。通勤時間だからよけいに目立っている。その…

浦和レッズ、A3を前に・・・

浦和の14節はJクラブとの試合がなく、A3に参加する。もちろん、2006Jリーグチャンピオンとして初出場。 (14節で浦和と当たるはずの広島には良い休暇になるのだろうか。) 6月 7日(木)浦和 対 山東魯能 2006中国スーパーリーグチャンピオン 6月…

<KIRIN杯 展望> 日本代表 対 コロンビア代表

カップ戦といえども、あくまで親善試合であるから、公式戦のようなガチンコは期待できない。根本的にわれわれ見る側としては、そういった手に汗握るような真剣勝負が一番見たいものであるが、現状はそうではない。そうなると、コロンビア戦の注目はひとつ。…

やっぱり、EURO2008チケット二次販売は本当に販売中止

すこしだけ期待していた。 FIFAはフエィントがお得意で、売らないよと言っておきながら、開幕から決勝まで静かに売ってたりして・・・。そんな、まさかのフェイントが頭をよぎり、6月1日のpm19:00にEURO2008のサイトへ行ってみたが、やはり、販売…