2010-01-01から1年間の記事一覧

2010年の日本のフットボールを振り返って

2010年は、W杯イヤーだったこともあり、年央の6月に、サッカー日本代表の「結果」が出る年度でもあった。ちょうど、去年の今頃は、W杯組み合わせ抽選後でもあり、カメルーン、オランダ、デンマークというきつい組み合わせを見て、誰しもが眉をひそめたが筈…

サッカー日本代表の勝算、理想の勝ち上がり方 <アジアカップ2011>

日本はアジアカップの組合せ抽選において、シードされていなかったが、他組に比べれば、恵まれた。グループリーグは、ヨルダン、シリア、サウジアラビアと同組だが、ヨルダン、シリアと対戦した後に、サウジアラビアと対戦する対戦順は悪くない。可能ならば…

Jリーガーの冬の海外移籍は…

お笑い業界では、ダウンタウン以前、ダウンタウン以後、音楽業界では、ボウイ以前、ボウイ以後と言われたりするようだが、サッカー界では、中田英寿以前、中田英寿以後になるのだろうか。もちろん、日本サッカー界の潮流を時期的に見れば、ドーハかJリーグ…

アジアカップ2011のサッカー日本代表合宿が始まってるが… <サッカー日本代表>

アジアカップへ向けて、サッカー日本代表合宿が始まった。まだ、バタバタしている年末年始で、実感がわきにくいが、実は、アジアカップの緒戦まで2週間を切っている。正月終了とほぼ同時に、アジアカップが始まるため、思いのほか、時間はない。おまけに、1…

2010年の視聴率ランキング <サッカー日本代表の視聴率>

遅まきながら、2010年の視聴率ランキングについて。もし、この視聴率ランキングで、2010年ワールドカップ南アフリカ大会が入らないような事態になったら、それは、良かれ悪かれ、あらゆる意味を孕んでいる。日本代表の凋落は勿論、エンターテインメントのさ…

J・LEAGUE★オフ移籍 <天皇杯、ベスト4が出揃う、そして、サッカー日本代表>

W杯のベスト16効果の流れが続いているのか知らないが、海外移籍が拍車している。この冬だけで、Jリーグから海外へ4、5人は出て行くのではないだろうか。岡崎のシュットガルド移籍路線は、挑戦するのはいいが、現地で香川のようにパスが来るかは、岡崎の…

サッカー日本代表が発表されたが… <アジアカップ2011カタール大会>

サッカー日本代表が発表されたが、五輪組の絡みがある手前、覆面介入のように、それとなく世代交代を入れてきた印象。(おそらく、スタッフの意見も多少は入っているのではないだろうか)。中国がバブル崩壊しないよう、徐々に金利を上げているように、サッ…

アジアカップ2011へ向けたサッカー日本代表23名の想定メンバー

アジアカップのサッカー日本代表23名のメンバー選考だが、(1)タレント性(才能)(2)チームの和(3)フィジカル・コンディション(4)向上心という基準はあり、もちろん、岡田さんのように、独断ではなく、腹心のスタッフとも協議した上での選出になるが、それで…

日本サッカー協会が本当にあるべき姿とは… <サッカー日本代表>

先日もすこし触れたが、JPFA(日本プロサッカー選手会)の要求の件について。 小倉さんが、「お金」と「代表ボイコット」という単語に反応して、「日本代表のプライドがないのか」と受け取ってしまった印象もあるが、残念ながら、マスメディアのネタにさ…

アジアカップ2011のサッカー日本代表の目標設定

4年間(実質3年半)空席にしているアジア王者も大事だが、2013年コンフェデレーションズカップ・ブラジル大会の出場権は、なにより大きなタイトルだ。次のコンフェデは、ブラジル(ホスト国)、スペイン(W杯優勝)の参加の他にも、南米選手権でアルゼンチ…

CWC(クラブワールドチャンピオン)のUAEラウンドと日本ラウンド、欧州と他大陸に格差

さて、UAEで行われたCWCも、インテルが優勝し、来年は、開催地が日本に戻って来る。とはいえ、喜んでもいられない。というのも、UAEがそれなりに大会を成功させたのは明らかだ。TV画面で見ている限り、日本よりは、雰囲気があった気がする。もち…

J・LEAGUE★オフ <進む移籍市場、降格のFC東京、日本サッカー協会は…>

移籍市場だが、例年より選手の移動が活発である。以下、見聞きした移籍について。 新潟は、リシャルデス移籍で、攻撃力が心配されるが、札幌から石川直樹、藤田征也を獲得し、従来の新潟の守備ベースは堅持している印象。目玉は、大分から菊地の獲得である。…

UEFAチャンピオンズリーグ10-11 決勝トーナメント組み合わせが決まったが… <2006年と2010年の決勝カード成立>

強い者同士とそうでない者。とにかく、バランスよく散ったのではなく、偏った印象の抽選結果である。やはり、ファイナルがロンドンのせいか、イングランド勢の半分は運がない。アーセナル、トットナムはやや厳しい籤運。逆に、チェルシーは、ラッキー。マン…

サッカー日本代表 2011年(~2012年)スケジュール

サッカー日本代表の2011年スケジュールは、ある意味、去年のW杯イヤーより重要かもしれない。そう、アジアカップ、南米選手権がある。また、U-17のユースの世界大会もある。もし、W杯ベスト16、アジアカップ優勝、南米選手権ベスト8という結果になれば、…

FIFAランキング 2010年12月15日最新版

NYダウが目先高値の11451ドルを抜けたように、30位台で揉みあっていた日本が20位台に食い込んできた。だから、このまま上がるというわけではないが、30位と29位では、(1位upでも)意外と気分が違うものだ。もちろん、この位置が本当に相応かどうかは?…

CWC(クラブワールドチャンピオン)にみるワールドカップの訴求力

今季のCWC(クラブワールドチャンピオン)は、昨年に続いて、日本開催でない。日本のクラブが不出場である。そして、放送も深夜である。そんな三重苦もあってか、さほど盛り上がりに欠けているのは仕方ない。欧州王者も、人気の高いバルセロナではない。…

ワールドカップ未開催で残ってる候補国。次の開催地は?<日本は代替しか道はない?>

「政府ぐるみで、これだけ金を使いますよ。わが国には、巨大な市場がありますよ。」 出来るできないに関わらず、そういったブラフのような大風呂敷を吹かない限り、FIFAは、開催に妙味を示さない。要するに、「金(カネ)」、マネーパフォーマンスである…

<展望> アジアカップ2011・カタール大会へ向けて、サッカー日本代表は

U-19アジアユース、U-17アジアユースは共に北朝鮮、アジア大会広州は日本が獲った。残るタイトルは、アジアカップであるが、これがアジアでは一番大きなタイトルである。アンダー世代であれば、敗戦も未来の先行投資(経験や課題提起)になるが、トップで…

J・LEAGUE★オフ <冬の移籍市場>

(まだ、天皇杯が残っているが)今オフは、すでに、清水、横浜の大幅な放出が目立ち、移籍市場は、活性を呈している。特に、SBは売り手市場である。市川には、新潟あたりが食指を伸ばしているが、田中裕介などもお買い得なSBである。CBでは、すでに(…

サッカー日本代表にとってのW杯2018年ロシア大会と2022年カタール大会。

ワールドカップは、W杯2018年ロシア大会と2022年カタール大会に決まった。まだ、イングランド・メディアのヒステリックが収まっていないようだが、それは放っておいて、サッカー日本代表にとってのロシア、カタールを考えてみたい。 まず、同じアジアのカタ…

村上春樹氏のノルウェイの森の映画化・封切り公開について

*ストーリーのネタバレあり たしか、上梓当初、村上春樹氏が「映画化は認めない」としていたと記憶しているが、時代の流れか、(ユン監督の粘り強い交渉で)あっけなく映画化に。ただ、これは、通常の原作を映画化するのとはやや違う。生きてる限り、常にノ…

10-11 UEFAチャンピオンズリーグ ベスト16が出揃う

今季は、リバプール、ポルト、PSV、ユベントスが出場していない。そして、全体的に、自国リーグで苦戦しているクラブの決勝トーナメント進出がちらほら。イングランド勢が4クラブの皆勤で、スペイン勢が3クラブ、イタリア勢が3クラブ、ドイツ勢が2クラブ…

AFCアジアチャンピオンズリーグ2011 GL組み合わせ決定

全北、浦和、大阪、浦項、城南と、5年連続で東アジア勢が制しているACLだが、この流れは、当分、続くのか、それとも、中東が盛り返すのか。韓国からは、ACL前年王者の城南が(全北に敗れて)出場しない。これは、再改正した方がいいであろう。以前は、…

2022年W杯カタール大会の(現地観戦を含めた)あれこれ

金で買ったワールドカップと言われても、おかしくはない。2016年の五輪招致で、カタールは、最終に残らず、あえなく落選している。相変わらず、UKのFIFA批判はヒステリックであるが、今、ああだこうだ言っても、FIFAが厚顔無恥の金満体質である以…

サッカー日本代表の予備登録(SQUAD LIST)50名の中身

さて、あと一ヶ月で開幕するアジアカップ2011だが、まだ、あまり実感が湧かない。そんな中、大会のサッカー日本代表の予備登録50名が公開された。大学生やアジア大会の面子は、意図的に入れてない模様。ざっと顔ぶれを見ると、印象としては、デジャブで変わ…

<選評> 早稲田大学 31-15 明治大学 「早明戦の醍醐味は」

早明戦の醍醐味は、満員の観衆。そして、歓声である。プレーごとの歓声のアップダウン、ゴールライン間際の攻防の歓声は、独特の声質があり、それを聞いて感じるだけで、昔を思い出す。人も空気も戻りつつあり、すぐそこまで来ているのだろうか。 さて、無敗…

J・LEAGUE★第34節 <東京降格、前田得点王>

すでに優勝が名古屋に決まり、ACLもほぼ確定してる為、降格争い、得点王争いが、よりフォーカスされやすい。そんな中、降格争いでドラマがあった。京都対東京、浦和対神戸は、前半を終了した段階で、東京が降格の状態。そして、波乱もなく、そのままの流…

今後のワールドカップの開催国は?<イングランドのやるべきこと/日本は2034年に立候補?>

すでにワールドカップは、その開催規模から、先進国でなければ開催不能な域に達していながら、FIFA幹部はそれに逆行している。南アフリカ、カタールなどを見ればわかるように、セオリー無視の金満主義が横行。まるで蝗、飛蝗のように食い荒らしては、次…

2018年、2022年W杯開催地のロシア、カタールはどうなる…

*先日の記事から続きのニュアンスで書いてます。 結局、南アフリカとブラジル開催は、大陸持ち回り制で強引採用、ロシアとカタール開催は、開催地二大会同時決定という「特例」で決められた。こうなると、経済先進国、フットボール強国はどう思うであろうか…

W杯2018年ロシア、2022年カタールにW杯開催地が決定されたが…

情報は漏れていたのか?。英ブックメーカー恐るべしである。 発表では、最初の2018年がロシアになったことで、おのずと、後の2022年がカタールになると思ったが、その通りに。ご承知のように、W杯は、2018年がロシア、2022年がカタールに決定された。イング…