2007-01-01から1年間の記事一覧

いいかげん、巨人、巨人というのは止めましょう。

プロスポーツチームが親会社から多額の資金を得て選手を買いまくっているのなら、(税金使う)役人と同じで、批判はもっともだが、利益から、コストとして計上して選手を買っている以上、批判されるのはフェアじゃない。 ライバルチームのファンが、成績や利…

欧州移籍から日本への出戻りはいかがかと…

今野の代理人(N氏)がうまく浦和を踏み台にしたようだ。今野の代理人が今野を浦和に売り込み、あげく、浦和に交渉の場すら設けずに、一方的にお断りしたという茶番は、あくまで今野の値段を吊り上げるためのフックでしかない。 今野の移籍金、年棒合計が相…

大きいからポストプレイヤーという時点で…

ACミランのMFカカの身長は186cm、73キロ。 しかし、彼をポストプレイヤーと呼ぶ者はいない。彼がワントップに張ることもない。 だが、日本人で身長が186cm、73キロあったら、確実にポストプレイヤーと呼ばれ、ワントップに使われるであろう。 …

FIFAワールドカップの大陸予選ブロックについて…

来年からFIFAワールドカップ・南アフリカ大会の予選が本格化する。そのワールドカップの予選ブロックの大陸分けだが、現状は、ヨーロッパ、アフリカ、南米、北中米、アジア、オセアニアと6つに分かれている。現状、ヨーロッパ、アフリカ、南米、北中米はひ…

浦和=巨人の報道に納得?違和感?

相変わらずJリーグの移籍市場は熱いとも寒いともいえない生ぬるさが漂うものの、やはり、この辺は日本特有の「村社会」が影響しているのであろうか。 さて、Jリーグにおける来季の補強ニュースを見ていると、補強の旗手とされる浦和から梅崎、今野、黒津な…

スポーツ・ドーピングにおける問題の限界点は・・・

かって、映画「少林サッカー」をテレビで観て、馬鹿げていると失笑した反面、ふと、これもアリだなと思ったことがある。 映画自体が面白いかどうかではなく、<ありえないこと>をしているから面白いというのは絶対にある。作物である映画の中だから許せると…

大学ラグビー ベスト4が出揃う

大学ラグビーのベスト4が出揃った。当初のわたしのベスト4予想は東海、京産、同志社、早稲田であったが、慶応、明治、帝京、早稲田となった。わたしの予想に反し、1月2日の準決勝をすべて対抗戦の面子で迎えるのは、いつ以来であろうか。慶応、明治など…

2007年 徒然的フットボール流行語大賞

さて、某巨大サッカーサイトでもやっている年末恒例のサッカー流行語大賞だが、こちらで予想も踏まえ、先取りして、ラインナップしてみました。今年は、K淵氏のコメントもやや自嘲気味で、去年の「オシムって言っちゃったねぇ」に比類する強烈なポロリもな…

サッカー日本の移籍市場は欧州と比べると…

生え抜きの選手がひとつのチームで生涯、いち選手として全うするのがファン心理としてはベストだが、選手の希望、結果、クラブの都合などもあり、選手がひとつのクラブに納まって選手生涯をまっとうするのは、今では難しくなっている。 それにもかかわらず、…

UEFAチャンピオンズリーグ2007-2008 決勝T組み合わせ決定

はたしてリバプール、アーセナルがどことあたるのか。それに注目が集まったUEFAチャンピオンズリーグ2007-2008決勝トーナメントのドロー。わたしの予想はバルセロナ対アーセナル(一昨年の決勝カード)、ミラン対リバプール(昨年の決勝カード)の実現だ…

カタールU-19国際親善トーナメントU-19 カタール遠征メンバー

毎年1月、カタールで行われるカタール国際のメンバーが発表された。 このチームが再来年のFIFA U-20ワールドカップ2009を目指すベースともなる。着目すべきは、メンバーのほとんどが平成生まれであり、ニュージェネレーション世代として、ロンドン五輪もこ…

琉球FC総監督 トルシエ氏の真の狙いとは…

まさか、トルシエより通訳だったフローラン・ダバディの方が(タレント、露出度の)賞味期限が長かったとは思いもよらなかったが、賞味改ざんをしていたわけではない。外国人タレントはたくさんいるが、サッカーにおいても、モネールやセルジオ越後氏の日本…

FIFAランキング 2007年12月17日最新版

さて、アテにならないFIFAランキングも、来年からは、各大陸(南米などの一部では開催中)でワールドカップ予選が始まる。順位の変動も乱高下するのではないか。特に、6月の欧州選手権で優勝した国が、ランキング1位に来るのは間違いなさそうだ。第二波動…

大阪、鹿島のACLの闘いは・・・ <2008 ACLのグループリーグ決定>

2008年のAFCアジアチャンピオンズリーグの組み合わせが決まった。ACL創設以前のアジアクラブ選手権とは違い、現行のACLはグループリーグ1位しか突破が許されない。ACLの厳しさを物語っているといっていいであろう。 組み合わせは、東アジアのみ掲載。 …

<選評> 浦和 2-2 エトワール・サヘル  FIFA Club World Cup Japan 2007

今回も辛口で辛辣に書いてますので、あしからず。たぶん、最後。…かな 横浜国際陸上競技場は、3位決定戦にもかかわらず、ハーフタイムを過ぎると、スタジアムでは5万人以上が観戦していた。ほとんどが次の決勝ミラン対ボカを目当てに来ているはずだが、ス…

「浦和レッズ×ACミラン」 の残滓

二つ前の記事冒頭でも「 」内だけで危ない感じが出ていましたが、今回も、辛口で辛辣に書いてますので、あしからず。 「浦和レッズ×ACミラン」試合後、まず、わたしが驚いたのは、ふたつの反応である。 マスメディア、そして、見た人の感想。 マスメディアは浦…

UEFAチャンピオンズリーグ <最終節> 16チームが出揃ったが・・・

今季は、予想通り、UEFAカップのような面子がぽつぽつと見受けられる。 レンジャーズ、マルセイユ、ローゼンボリなどもチャンスはあったが、結局、UEFAカップ系統クラブはほぼ4クラブでフェネルバフチェ、オリンピアコス、シャルケ、セルティックに…

<選評>  浦和 0-1 ミラン FIFA Club World Cup Japan 2007

*一部、辛辣に書いてますので、不快に思われる場合は、あしからず。 「イタリア人じゃないのに、ミラン(だなんて)、恥ずかしい~」 「日本人なのに、ミラン(だなんて)、恥ずかしい~」 浦和サポーターのメガホンからミランゴール裏へ向けられた台詞だが…

<展望> 浦和 対 ミラン  FIFA Club World Cup Japan 2007

当ブログを長々と見ていただいてる方には、わたしが隠れミラニスタだということは、すでにご存知のはずであるが、今回、浦和とミラン、どっちをサポートするのか?と聞かれれば、もちろん、わたしは分が悪い方を選ぶし、なにより日本で行う試合なのだから、…

サッカー日本代表候補 岡田新監督の人選は…

サッカー日本代表候補 岡田新監督の人選は、予想通りである。何人か鹿島勢と五輪組を加わっているだけで、オシムの意向(背後にいる日本サッカー協会)を配慮した人選で、無難なものとなった。明らかに岡田氏自身のビジョンに従ったものではなく、すこし(実…

<選評> 浦和 3-1 セパハン  FIFA Club World Cup Japan 2007

やはり、休みは必要である。この試合を見て、つくづく、そう思った。 清水、鹿島、愛媛、横浜とシーズン終盤、浦和はまるで勝てなかった。勝てないばかりかゴールさえなかったほど状態が悪かった。だが、昨日の浦和はまったく別のチームで、元に戻っていた。…

岡田新監督就任会見  全文 (1) 徒然的一問一答ツッコミ節

マスメディアでは時間、スペースの制約上、端折られて伝えられているが、ここに岡田新監督就任会見を全文で紹介しておきます。すでに読んだ方もおられるとは思いますが、徒然的一問一答ツッコミも添えております。 岡田 川淵会長から話がありましたように、…

岡田新監督就任会見 全文  (2) 徒然的一問一答ツッコミ節

戻る 岡田新監督就任会見 全文 (1) 徒然的一問一答ツッコミ節 ――フランス大会後に、もう一度チャンスがあれば代表監督をやりたいという意思はあったのでしょうか? 10年前もスクランブル登板で今回もスクランブルで、何か運命的なものを感じますが 岡田…

<選評> 流経大柏 1-0 市立船橋  高校サッカー千葉県大会決勝

たまには高校サッカーも。私事で申し訳ないが、わたしはサッカーを高校サッカーから見はじめている。南宇和、市立船橋の時代以前の、静岡、山梨、茨城、埼玉、(帝京)といったサッカーどころが強かった古い時代が原点になっている。まだ、今のように芝が緑…

<選評> 広島 0-0 京都  …広島降格、京都昇格…

天国と地獄を味わう両チームのサポーターには失礼かもしれないが、これほど面白く、手に汗握る試合はない。すくなくともCWCより確実に面白いし、思わず見入ってしまう。去年の福岡対神戸もそうだったが、真剣勝負の淵と背を歩く両チームの緊張と気迫は、…

<選評> セパハン 3-1 ワイタケレ FIFA Club World Cup Japan 2007

普段、日本代表やJリーグの試合で、座席の前を人が横切るとき、会釈か暗黙の了解による無言の場合が多いのだが、CWCでは違った。「すいません」と言われるならまだしも、「失礼します」とか、「申し訳ございません」と言われたのは初めてだ。いかにも、…

FIFAクラブワールドカップが開幕するが・・・

本日からFIFAクラブワールドカップが始まる。全大陸のクラブ王者の参加になって、今年で三回目だが、まだまだ創成期のような印象はぬぐえず、前身のトヨタカップの未練を引きずっている感は否めない。もし、最初からミラン対ボカのワンマッチだったら、…

京都 2-1 広島  J1J2入れ替え戦に思う・・・

入れ替え戦と聞くと、つい、アマチュアの一部、二部の入れ替え戦などを想起してしまうが、Jリーグの入れ替え戦はシビアである。もし、降格となれば、選手の流出、スポンサーの撤退、観客数の減少など、そのマイナス面の大きさはアマチュア競技に比べたら大…

岡田新監督の仕事はスクランブル

涙のカズだけ、強くなれるよ。 当時、電車内にあったAERAの広告コピーの一文。 ヒットしていた岡本真夜の曲にある歌詞からもじって掛けたものである。 「外れるのはカズ、三浦カズ」 あの衝撃的な岡田氏の発言から、実に9年。再び岡田氏が日本代表監督…

欧州選手権 EURO2008 の優勝候補は・・・

オーストリア、スイスという、おそらくは予選では勝ちあがるのが難しい二カ国が開催国枠で出場するため、今回は枠が2つ減ったも同然の大会というのは語弊があるだろうか。イングランドが敗退し、出場国も小粒な国に落ち着き、盛り上がりに欠けるのではと思…