先日、大阪のバレーが突然の退団を発表し、その移籍先は中東という。 たしかにクラブや代理人にとっては、中東はクライアントかもしれないが、サポーターは中東をクライアントとは見なさない。しかも、大事なシーズン中に主力選手を引き抜かれてしまえば、チ…

実は、キックオフ直後から雷鳴の光は、国立競技場のスタンドから遠い空に見えていた。雷音はないのだが、フラッシュのような光が夜空に亀裂を走らせていた。きっと、そう遠くない時間に雷雨がやってくるのだろう。その時は、まだ上空は晴れていたので他人事…

本日、国立競技場で、五輪代表による日本対アルゼンチン戦が行われるが、見なくても、どんな試合になるのか見えてしまいそうだ。日本が大敗する？。いやいや、おそらく、（レベル差は見せ付けられたとしても）日本の大敗はない。そのはずだ。もし、大敗した…

今節から、五輪で抜けた選手のバランスをどう補えたかがポイントにも。万博勝利の大分などは見事であろう。東京などは、主力二人が不在だが、チームの気持ちがすこし押し込められているか。逆に、五輪に誰も借り出されなかったクラブは、可もなく不可もなく…

サッカー五輪におけるメッシ問題ですったもんだしているが、結局は、オーバーエイジだろうが、２３歳以内の選手であろうが、ＦＩＦＡの規約に文章として明記されていないため、クラブは抵抗できる。結局、韓国の朴智星もオーバーエイジでの参加は見送られた…

オーストラリア五輪代表は、前回アテネ五輪ベスト８、アジア五輪予選でもイラク、北朝鮮を倒しているからというわけではないが、やはり、弱くはない。もちろん、彼らも、冬の南半球からきて、昨日の試合は調整の面があり、100％全開ではなかった。やや判断が…

さて、２８から３０日に行うサッカー日本代表候補合宿のメンバーが発表され、柏木、金崎の名前が連なった。金崎は呼ばれてなんの不思議もないが、五輪から漏れた柏木はどういうことだろうか？。ひょっとして、柏木はフル代表に呼ばれるから、五輪に呼ぶなと…

昨日の記事では、Ｊリーグ秋春制移行（８月開幕～５月終了）について、あまりにも軽く書きすぎたので、すこし長いですが、突っ込んで考察してみる。分析ではないです。すこし辛辣にも書いてます。 最初は、Ｊリーグ秋春制移行の報道が、現在、問題になってい…

夏は暑くて、冬は寒い。（一部の地域を除き）日本のどこにいてもそうだ。汗の涙の高校野球じゃないのだから、やはり、炎天下でのフットボールはどうかと思う。炎天下のフットボールといえば、１９８６年ワールドカップメキシコ大会くらいしか思い浮かばなか…

依然として、クラブの実力が拮抗していて、リーグ順位は上値の重い団子状態だが、この状況がいつまでも続くはずはなく、それこそ、クラブの充実度、安定感がそろそろ順位に現れる時期に来ているといえよう。鹿島、名古屋は長いシーズンを戦う容（かたち）が…

【２０１０年ワールドカップ試合日程】 ６月１１日（金） 南アフリカ 対 メキシコ （ヨハネスブルグ・サッカーシティ） ウルグアイ 対 フランス （ケープタウン） ６月１２日（土） アルゼンチン 対 ナイジェリア （ヨハネスブルグ・エリスパーク）★ 韓国 対…

*前回同様、辛辣に書いてますのであしからず。 注目していた五輪のバックアップメンバーが発表された。正直、（プロ経験のない）林以外のメンバーと現時点で正式に選ばれている選手に、大きな乖離はない。むしろ、この３名の方が、正式メンバーになる説得力…

よく、マラソンや駅伝マラソンで、先頭集団グループの先頭を譲り合うシーンを見かけるが、あれは風除け、スパートのタイミングを図るという読みの駆け引きがあって、見ていて面白いのだが、今季のＪリーグは、（面白いかはさておき）そんな首位を譲り合うよ…

今季はシーズン半分を過ぎて、４クラブに監督交代があった。監督が病床交代した川崎を除き、浦和、千葉、横浜と、（多いか少ないかはさておき）比較的、Ｊリーグを代表する有力クラブで行われている。 当たり前だが、何かを変えるというのは、良くないから変…

サッカー五輪から漏れた選手を上げてみたが、これだけでも、この世代の分厚さがわかるであろう。前回の谷間の世代とは違い、かなりタレントに恵まれた世代であり、やりくりによっては、新黄金世代ともいえるかもしれない。ただし、これだけタレントが多いと…

＊辛辣に書いてますのであしからず これまでいろいろなカテゴリーのサッカー日本代表の発表を見てきたが、だれだれが落ちたなどあっても、それなりにチームの骨子だけは見えて、最終的には納得する部分は少なからずあったのだが、これほど応援する気の失せる…

鹿島が５節以来の首位に立ったが、首位に立つべきクラブが首位に立った。それだけのことである。おそらく、鹿島は、ＡＣＬ（決勝Ｔ）が始まるまで、首位の座を明け渡すことはないだろう。内容の悪い浦和の劇薬は危機感しかないが、二度目はどうか。二桁順位…

欧州でサッカー観戦した方なら、一度は、見知らぬ外国人サポから「ナカ～タ」と言われたことがあるかもしれない。最近では、新手のスリ、詐欺の導入にすら使われると聞くが、言われて嫌な気分はしない。むしろ、中田英（もといフットボール）の影響力の裾野…

（毎回、そうだが）今回も、欧州のクラブに五輪召集拒否が出て、ようやくＦＩＦＡが重い腰を上げたようだ。ＦＩＦＡの規約には、（ＩＯＣ＝国際オリンピック委員会主催である）五輪へは選手の送り出しを義務付けていないとあったが、このたび、ＦＩＦＡは「…

いまや、日本サッカー協会会長やサッカー日本代表監督は、総理大臣より人選に注目が集まるというと、言い過ぎかもしれないが、ようやく、日本サッカー協会後任会長が決まりそうだ。 てっきり、前会長さんが小倉氏を選んで、院政を敷くものと予想していたが、…

今では、試合中に怪我などあれば、意図的にプレーを切ったり、後で相手にボールを返すのは常識になったが、かって、イングランド代表が、（相手選手の不都合で獲得した）マイボールを、相手チームに返したことがあった。当時では、かなり斬新な行為と見なさ…

「察知力」（幻冬舎新書）中村俊輔著（ライターの手直し有？）が、５月の発売から１ヶ月で１３万部を超すベストセラーになっているそうだが、著書において、彼は、本来、競争社会では武器にも役にも立たない「やさしさ」を大事に、それをストロングポイント…

もともと、柏木の代役で遠藤というのがわたしの解釈だったが、柏木はまだ、多少、メンタルで幼さが残る２０歳。６月に左内転筋痛から復帰したばかりでトップフォームではない。ツーロン国際や合宿にも参加していない。本来なら、そんな状態の柏木は呼ぶべき…

Ｊリーグも、中断明け後の好不調が、そのまま順位に現れている。すこし連勝すると、すぐに上位へ顔を出せる団子状態で、連勝の鹿島、柏は上位へ来たが、その団子状態も、このまま続く様子でもなさそうだ。マラソンで言えば、先頭集団が３５キロあたりまで一…

２０１０年ワールドカップ南アフリカ大会・Ｗ杯チケットマニュアル 日本ＴＳＴ６以上確保してる方は、スペインＴＳＴに。 選手の入場行進前、中央に置かれている試合球を主審が取ってから、左右どちらかに寄るのだが、これまで、主審が寄ったチームがほとん…

先日、終了したユーロ２００８は、スイス、オーストリアの共催だったが、特に大きな事故もなく、収益も前回より上がり、一応の成功は収めた。もはや、共催も、単独開催に匹敵する選択カードとしての重要性は増したといえるだろう。今後も、共催による開催が…

はじめに、７月２９日に東京の国立競技場で行われる北京五輪前哨戦・Ｕ-23日本代表対Ｕ-23アルゼンチン代表の試合は前売りチケットが（当然のごとく）余り放題だが、アルゼンチンは、本大会起用メンバー（メッシ、リケルメ、アグエロ、マスチェラーノなど）…

ユーロ２００８は終了したが、今大会は天候に恵まれなかった一言に尽きる。現地では、開幕当初から快晴だった日は少なく、いつも空には曇が垂れ込めていた。だが、決勝トーナメントに入るや、急に晴れ続きになり、気温も上がる一方。朝以外は湿気もあり、す…

オーバーエイジについては、もともと、怪我の家長、柏木の離脱で、大きな戦力ダウンをしているのであり、（FK、ＰＫ含めて）遠藤一人入るだけでも、このチームは変わるだろう。もともと、中心になる柏木がいないのだから、遠藤の選出は当然といえば当然。（…

はたして今季の優勝クラブの敗戦数はいくつになるのか？ 浦和がはやくも４敗目。精根尽きて走れないのなら仕方ないが、走れるのに走らないのは不味い。いずれにしても、首位・浦和が優勝を目指すとなると、残りの試合を２敗、３敗までしかできなくなったばか…