<展望> 日本対エクアドル 「引き分け濃厚な試合。もしくは日本の敗戦」

日本、エクアドル共に勝った方が決勝トーナメント進出という状況では、えてして引き分けに終わるのがセオリーである。特に、待つもの(パラグアイ)に福があるものであり、おそらく、0-0か1-1の引き分けが濃厚。もしくは0-1での日本敗戦とみておく…

<選評> 日本2-2ウルグアイ 「内容ではほぼ完敗に近い」

チリ戦が完敗でない証左の試合であったが、内容ではほぼ完敗に近く、とりたてて書く材料は乏しい試合だった。この試合はスコアは引き分けでも、内容では惨敗に近い。上田が外してくれたからチリが日本に勝てたのと同様、カバーニとスアレスが外してくれたか…

<選評> 日本対ウルグアイ「前半30分で試合が決まるかどうか」

はじめにいっておくと、この試合にチリ戦ほど数多の決定機はない。1回か2回あれば多く、ゼロかもしれない。 さて、ウルグアイ戦は、チリ戦の<展望>とは真逆になる。前半30分、日本はノーチャンスでシュートを一本も打てないであろう。というのも試合は…

<選評> 日本0-4チリ「敗因は上田。もったいない試合」

<展望>に書いたふたつの条件うち、「スタメン」は悪くなかった。伊藤か安倍を先発に入れてほしかったが、ベンチは五輪布陣で勝負した。もうひとつの「開始15分」の条件であるが、こちらも入りの15分間はチリが圧力をかけずにおとなしく入ってきた。 日…

<展望> 日本対チリ「サッカー日本代表のスタンスや姿勢しだい」

コパの日本であるが、大会の結果如何のすべては緒戦のスタメンと開始15分ですべてがわかるといっていいであろう。 まず、岡崎、川島がスタメンで出場したら、そこでダゾーンを切ってもいい。見るに値しないからだ。岡崎、川島がどうこうでなく日本ベンチが…

<展望> アジア大会決勝 日本対韓国 「互いの認識の差がスコアにそのまま現れる」

残念ながら韓国の圧勝、完勝で終わるであろう。戦力層で見ても韓国はU23にオーバーエイジ3名を加え、先のW杯ロシア大会も経験した選手ばかりで、ほぼフル代表の状態。特にファンウィジョはだれも止められない。1月に日本に完勝したウズベキスタンをも…

<総括>サッカー日本代表のW杯2018年ロシア大会「収穫を終えて種を蒔いてない」

日本は、1勝2敗1分で10人のコロンビアに勝っただけ。と、数字上はそうでも敗れた試合は条件や状況が違う。ポーランド戦はスタメンをターンノーバーして80分しか試合をしていない。ベルギー戦は決着のつく決勝トーナメントの試合であり、かつ90分で…

<総括>2018年W杯ロシア大会「新方式で原点回帰が加速」

開幕前の優勝予想記事にはフランスを優勝に推しておきながら、決勝は心情的にクロアチアを応援していた。まだ、オランダすら優勝したことが無いにもかかわらず、クロアチアが優勝したら、柏がJリーグ初優勝した時の様なちょっとしたカタルシスがあったかも…

<展望>2018年ワールドカップ準々決勝「勝ち運があるかどうか」

準々決勝まで来ると、試合数も少なくなっていき、出場国のサポーターも大半が帰国していて、大会終了のアイロニーが漂ってくる。R16で、アルゼンチン、スペイン、スイスが落ち、欧州開催では南米勢が2か国残るも、欧州勢が優勢。スウェーデン、ロシア、…

<選評>日本2-3ベルギー「負けて称賛されるは二流」

<展望>の冒頭に、勝っても負けても忘却されるは三流、負けて称賛されるは二流、勝って非難されるは一流。と書いたが、結局、善戦して拍手を貰って終わった。試合もほぼ展望の枠内で収まり、とくに書くことはない。GL敗退とR16敗退では、悔しいと思う…

<展望>日本 対 ベルギー「ワンサイドか緊迫か乱打戦か」

勝っても負けても忘却されるは三流、負けて称賛されるは二流、勝って非難されるは一流。 これはブラジルに置き換えれば分かりやすいであろう。ブラジルは勝っても内容が悪ければ批判される。ゴールを決めても些事で非難されるクリスチャーノロナウドしかり、…

2018年ワールドカップロシア大会「グループリーグを終えて決勝トーナメントへ」

唯一、◎を打ったアイスランド以外は、開幕前に書いた各組のGL展望に沿った勝ち上がりの範囲内で、さして驚きはなかった。GL敗退のドイツに趨勢は驚いているが、ドイツをグループリーグ敗退として無印にし、スウェーデン本命の◎を打ってるのでここの読者…

<選評>日本0‐1ポーランド「残り10分は、結果オーライではない」

日本対ポーランドは80分までは凡庸な内容で、裏のコロンビア対ポーランドも、コロンビアが先制するまでは湿った試合で、ぐずぐずの展開だった。ただ、最後は面白い展開になった。<展望>のタイトルで相手はポーランドでなく、プレッシャーと書いたが、最…

<展望>日本対ポーランド「相手はポーランドなくプレッシャー」

趨勢では、GL敗退の決まったポーランドなら有利、勝てるという見方が大勢だが、そうでもない。むしろそれは大きな落とし穴が広がっているといえよう。ポーランドと日本の立場は日本にとって非常に危険な状態にある。プレッシャーから解放され、無駄な力が…

<選評>日本2-2セネガル 「若さ勢いvs年功の綱引きでも引き分け」

コロンビア戦は、ゲームが壊れてまともな試合になっていないため、これが本当の初戦でもある。直後に行われたコロンビアの爆発力を見ればいわずもがなである。つくづく余裕のあるコロンビアと対戦しなくて運いていたといえよう。 試合前、セネガルの先発に守…

<展望>日本対セネガル「若い爆発力か年功の経験か。最悪、運を切らさなければいい」

本来、この試合が日本のV字回復となるゲームと過去記事にも書いたが、前倒しされたのか勇み足か、ダマシか本物かを注視する試合になる。それゆえ、勝敗よりも日本自身がどうなのかを見る試合である。それで短期目先の道筋がわかってくる。 日本対セネガルは…

<選評>日本2‐1コロンビア「つくづくゲームは生モノである」

<展望>に照らすと、スタメンの表情は悪くない。先発を見て、昌子のところだけいいと思うほか、他は得になにもなかった。コロンビアが圧力をかけるか様子見か観察してると、いきなりの退場アクシデントで日本の負けはなくなった。展望に、コロンビアの余裕…

<展望>日本対コロンビア「勝敗ポイント度外視で2-2、3-3の乱打戦を期待したい」

試合の勝敗は、試合直前とキックオフ直後に分かるだろう。危機感の有無、日本代表スタメンの顔ぶれ、試合開始直後のコロンビアの出方をみればいい。 まず、迸る危機感があれば、集中力に問題はない。危機感は試合前の表情を見ればわかる。笑っているようだと…

2018年ワールドカップロシア大会「開幕戦から読み解くと」

一年の計は元旦にありではないが、開幕戦はそういうものだと考えている。 展望にロシアが3-0で快勝スタートするなら本命が順当に、と書いてるが、5-0となるとすこし違ってくる。もちろん、本命サイドに流れが決まったといえるが、今後、こういった大勝…

<展望>2018年ワールドカップ・ロシア大会「新たなスタンダードより原点回帰か」

たとえば、わたしの優勝予想はフランス。ポルトガルかアイスランドが準決勝まで進むというもの。予想ならなんとでもいえる。だが、予想はどこの国がどうこうでなく、大会の流れを読むほうが本質的だ。どこの国が大会の流れ・傾向に乗れるかどうかでしかない。…

<展望>2018W杯に臨むサッカー日本代表「目先はグレー、未来は不透明」

まず、先に解任による代表監督交代に触れとくが、変えても変えなくても良い悪いの側面があるため、どうということもない。ただ、なんであれ人生では、安心しきってるところで何かが起こるもの。対岸の火事とせず我々も日々の教訓にするといいであろう。 前監…

2018 Jリーグ展望

2018Jリーグ順位予想をしても意味がないので、大枠の流れで見ていく。 去年、鹿島が連覇していたら、今季は二度目の鹿島のリーグ3連覇濃厚とみていたが、 昨季、最終節で手のかかっていた優勝を逃した様は、どこか浦和のようで、鹿島の優勝はない。今季のJ…

<展望> ワールドカップ組み合わせ抽選 「無難な組か微妙にやりずらいか」

ワールドカップ組み合わせ抽選は、籤であるから展望もくそもないが、本大会前の一大イベントであるのは事実だ。日本代表が何処の組へ入るかの興味以外でも、他国が何処へ入り、各組の特色が並んで行くさまをみるのは面白い。 前回大会で、組み合わせ抽選後の…

<展望> サウジアラビア代表対日本代表 「サウジ次第の試合で、すでにサウジはキックオフされてます」

3月31日の日本は、パス回しで戦うオーストラリアに勝つ闘い方であり、あれはあれである。もう、終わったこと。 次戦だが、中4日で時差移動つき、酷暑とくれば、まったく違う世界になる。別の試合である。 ここに決定の機会を持ちこさずに済んだが、そう…

<雑感> サッカー日本代表より対岸を見てる方が面白い

日本対オーストラリアの試合は、思わず前のめりになる、正座して見たくなる、緊迫した試合ではなかった。仔細な<選評>は書かないが、大雑把にだけ触れておくと、やはりというか、日本相手にオーストラリアがコンフェデ杯のように繋いでくるのは無謀という…

<展望> 日本代表 対 オーストラリア代表 「思わぬ日本の快勝に」

日本が2018年W杯ロシア大会出場を決めるならば、サウジアラビア戦でなく、オーストラリアに勝って決めるしかない。それが最短で一番確実。ただし、去年のW杯最終予選前の当初の私の見立ては、オーストラリアとはホーム&アウェイではともに引き分けになり…

プレーオフなら相手が韓国、アメリカにならないと意味がないが、日本のプレーオフはない。

W杯アジア最終予選において、本当のぴりぴり感はひさしく感じていない。1989年の韓国にはどう逆立ちしても勝てない屈辱感、1993年の韓国に勝った時の真の歓び、1997年に自力突破を失った時の失望感に比肩する絶望感などなど、1998年以降、…

W杯アジア最終予選の半分を折り返して

先日のW杯アジア最終予選、日本対サウジアラビアは、<展望>の大枠から逸れてない試合内容のため、<選評>を書くほど材料のある試合ではなかった。しいて、サウジアラビアが日本をリスペクトしすぎて、慎重にゲームを運びすぎたため、思い切りのよい攻撃…

<展望>  日本代表 対 サウジアラビア代表 W杯アジア最終予選

難しい試合にはならない。日本の快勝になるか、グズグズの試合になるか。どちらかになる。つまり、サウジアラビアどうこうでなく、日本次第という試合。試合がどうなるかのカギは、日本が持っている。趨勢は、W杯アジア最終予選の初戦敗戦からやや悲観ムー…

<選評> 日本代表 10-45 スコットランド ラグビーワールドカップ2015 「ミスなくば勝ち点1は取れた試合」

<展望>を読んでる方は、特に過剰な期待もせず、普通に見れたゲームであろう。この試合は、スコットランドの出来如何というゲームである。この日のスコットランドの出来は良くも悪くも無く、普通だった。一方、日本の出来は引き算にしかならなず、完調でも…