J・LEAGUE★16節 <ブレイクを前にして>

一ヶ月のブレイク直前、前半もあと2節を残すが、選手によっては代表やナビスコで多忙にもなれば、試合がなく、ちょうどよい休暇にもなる選手、それぞれであろう。クラブとしても、磐田、神戸などはこのブレイク期間にごたごたをすこしでもスムーズにさせたいはず。もちろん、横浜FCなどは立て直さなければならない。

上位陣では、鹿島はアジアカップでフル代表に誰も選ばれていない分、ナビスコ杯はベストで望める。また、ナビスコのない清水は、ピース杯にベストメンバーで望め、チームの調整が図れる。その一方で代表に選手を多く取られている大阪、浦和などのクラブがナビスコで直接戦うのもどうかと思うが。川崎は怪我人復帰との調整で再度、チームを暖めなおす期間に。これらの微妙な巡り合わせや結果が、Jリーグの夏場や後半にどのような影響で現れるか、それとも何も無いか。注目したいところである。

さて、16節の短評。

1  大阪 運が無かったか、すこし小休止。とはいえ、残り2節で勝ち点40に乗せたいはず。
2  浦和 引き分け病は完治?確実に勝ちをもぎ取った大きな勝ち点3。達也はPK製造機?。
3  鹿島 やはり高値ブレイク?一気に駆け上がってきた。10人相手に最後の最後で決めた。
4  新潟 ホームではやはりなかなか負けない。
5  川崎 引き分けだが、位置は問題ない。毎試合、ベスト面子で闘えない分、負けないのが強み
6  清水 ブレイク前の大きな勝ち点3であろう。アウェイだけによけい。
7  磐田 はじめての引き分けも、相手を考えれば十分か。
8  柏  落ちてきたのではなく、地力があるから、まだ、ここにいる。
9  横浜FM 今の大阪に零封はたいしたもの。もちろん、選手がエライ。
10 名古屋 敗戦は痛いが、上へ行くか下へ行くか、持ちこたえられるか今が正念場。
11 広島 ホームだから勝ちたかったか。それでも川崎相手に負けなかった。
12 神戸 やはり、実力以外の関係ないところで狂いが生じているのでは。
13 東京 勝てる力はあるが、チームとしてまとまれば、ここにいるはずではないのだが。
14 千葉 連勝で駆け上がるのか。すくなくとも気分は違うはず。
15 大分 今年の大分ほど読めないチームも無い。ここに長居するようなクラブではないが。
16 大宮 守れるから引き分けられる。今後は得点力次第。
17 甲府 東京より家本の前に屈するも、浮上へ再び、ひと噴きあるのか。
18 横浜FC 次の柏戦で負けてしまうとマズイ。