J・LEAGUE★17節 <シーズン折り返し>

消化試合が一試合少ない浦和と広島以外は17節で全日程の折り返しを終えた。まだまだ伸びそうなクラブ、踏みとどまりたいクラブがある中、ようやくリーグ順位の骨格も固まりつつある。とくに横一線だった2位から12位までが間延びしてきた。磐田、新潟は勝ち点を30にしてブレイクに入りたいであろうし、東京、広島、名古屋の前後は上も見つつ、残留争いのゾーンと背中合わせにもなってきた。この辺の意識をどう持っていくかも鍵である。

優勝争いも、事実上、大阪が抜けているのは誰にも明らかで、それを浦和以下の上位陣が追う普通の展開だが、2位以下の上位陣も大阪ほどの完成度は無く、浦和はどちらかといえば強者でなく、しぶといチームに変貌してしまい、上昇波動の中に居る鹿島も磐田も勢い途上でまだ未知数。川崎、清水も追撃のポジションは悪くないが、ブレイク後のダッシュにかかってくる。

降格争いは、横浜FCがひとつ脱落してしまった感があるが、他クラブと違い、まだ、波は来ていない。いまのところ、東京以下は残留争いのボックスゾーンになっている。


1  大阪  0-2から6-2という試合は野球でしか見たことがありません。
2  浦和  鬼門での勝利は大きい。結果オーライでも、阿部の移籍は5人分の補強に値する。
3  鹿島  勝ち点を30に乗せ、高値ブレイクでオーバーシュートした。
4  新潟  アウェイでの勝利は内弁慶?の新潟には大きい。ソツのない堅実な印象。
5  磐田  等々力は磐田のホームか?。サイド含めた華麗なパス回しがかってを彷彿。
6  柏   取りこぼせない難しい試合を無難に凌いだが、折り返しのここまでは上出来。
7  川崎  DFのミスが痛い。だが、まだまだ射程圏内。空気を入れ変えよう。
8  清水  こちらもまだまだ射程圏内。今が底。
9  横浜FM 守備のチームに変貌も、勝ちきれない病か、監督病か?
10 神戸  なんとか踏みこたえた。負けていたらこのままズルズルもあった。
11 名古屋 引き分け少ない分、勝ちも負けも多い。この辺の負け数が引き分け数に移行すれば。
12 広島  やはり、ここは守備が。安定しないと、降格圏内も。安定すれば上へ。
13 東京  ガス大爆発?もはや当たるか当たらないかの闘いしかないのか。
14 甲府  去年、残留した実力か。ここで勝ちきるあたりはたいしたもの。
15 大宮  なんとか踏みとどまる。あいかわらず得点力が・・・。守備は悪くない。
16 千葉  3連勝したかった?。羽生が千葉の支柱になっていなくもないが。
17 大分  今、ここにいるが、リズムをつかめていないか。
18 横浜FC いつか波は来るが、戦略展開も。勝利と共に引き分けを増やしたい。