J・LEAGUE★第26節 <連勝と連敗>

連勝と連敗。連勝すると勝ち続け、連敗するとなかなか泥沼から抜けられないというのが今シーズンの傾向のひとつかもしれない。前半に苦戦した千葉などをみても、うまく流れに乗れるかどうかが鍵になっている。

今節、5連敗だった甲府、神戸が勝ち、残留争いにも大きな動きが出てきた。特に甲府は絶対にJ2に落ちないという強い意志が試合後半に強く出ていた。名古屋以下から甲府までがかなり団子になってきて、プレーオフ行きも熾烈になりそうだ。

首位は浦和が抜け出したようだが、今後の対戦、ACLの結果いかんでは、かなりの負荷を強いられ、連敗する可能性は十分にあり、大阪が首位に居る場合とは状況が違う。

さて、短評を

1  浦和  山瀬の居ない横浜との対戦はラッキー。強いというより運がいい。
2  大阪  最後、追いつき、逆転するかと思いきや、あの判定。ただ、今後、8連勝は可能。
3  鹿島  優勝戦線に踏みとどまる逆転勝利。
4  清水  ようやく清水特急が停車。しかし、東京に完全にねじ伏せられたわけではない。
5  柏   計算上では優勝狙える勝ち点の数字。失点率はナンバーワは見事。
6  横浜FM 清水退場を感じさせない攻めだったが、先制されて、山瀬不在が大きく圧し掛かる。
7  新潟  いよいよ正念場。もはや残留争いをするのは過去のものであり、上位争いする証明を。
8  磐田  勝てた試合を落とす。最後の最後にパニックに陥り、バレーにやられるも最後は主審に救われる。
9  川崎  ターンノーバーで仕方ないが、日立台で勝てないね。
10 東京  連勝する爆発力はあるが、運がいい。チームとしてまだまだだが、勝てるときに勝ち点を。
11 千葉  強いというより、相手と日程と主審に恵まれた。これで打ち止めにならなければ。
12 名古屋 大勝か大敗か。夏以前の磐田に似てきたか。
13 神戸  鬱憤を晴らすかのような5得点。
14 大分  根性で勝つ。いや、負けられない相手であった。
15 広島  守備の決め事はないのか。組織守備になっておらず、終盤の集中力に課題。
16 甲府  決勝ゴールは見事。チームとスタジアムが一体化していた。
17 大宮  唯一、浦和に勝ったことが今季の勲章に。あきらめるな!
18 横浜FC J1の思い出つくりに。この連敗は、最終節、浦和に勝つサプライズのため?