J・LEAGUE★第25節 「3強ではない」

      
     
本来、広島と仙台は首位攻防戦だが、当たり前のことを当たり前にやってるだけの首位と2位。よって、元来あるような俯瞰同士の首位攻防戦とは違い、好ゲームになった。仙台は、未知なる経験との戦い。広島は、目の前のことをやるだけ。メディアでは、浦和を入れた3強といわれがちだが、それはない。今の浦和の出来で、(浦和が)1強にカウントされたら、Jリーグはおしまいだ。仙台、広島の2強というのも、しっくりこない。

やはりというか、東京、名古屋の優勝争い路線に変更は無い。東京は清水に引き分けてしまったが、ついに、片翼の名古屋が射程圏に捉えてきた。勝ち点41で、もはや、首位との勝ち点差は無いに等しい。役者も揃い始め、いつでも抜ける状態に入ったといえよう。鹿島、G大阪が優勝争いに絡んでいないのも追い風だ。東京も、川崎、磐田、鹿島に勝てば、そのまま最終節まで連勝するポテンシャルはあるが、やや凡ミスが気がかりだ。この時期になると、さすがにミスで試合を落とすのは許されない。集中力次第というところであろう。そういう意味では、11月3日の結果も大きく影響しそうだ。

残り9試合。勝ち点差は開けているようで、そうでもない。個人的には、東京、名古屋の爆発力次第だ。彼らが失速したら、そこではじめて、仙台、広島が云々といえる。

さて、25節の短評を。

1 広島 勝ちきった。
2 仙台 負ける内容ではないが、痛い一敗。あとは名古屋次第。
3 浦和 次、レアンドロに何点取られるかに焦点が行く。
4 磐田 逆転勝ち。山田がしぶとく決める。
5 名古屋 完勝。今のところ、無敵状態。
6 柏  完勝。2-2になる空気はなかった。
7 鳥栖 負けない流れだったが、後半失速
8 清水 大前GET。もはや清水の顔の風格。
9 東京 米本のミスは厳しいか。ただ、負けてない。
10 横浜 去年同様。先制しただけに、取りこぼしの範疇。
11 鹿島 強い時は勝つ流れだったが…。
12 川崎 追いつく。負けない。次は強敵。
13 神戸 退場者が出て苦境に。そのまま逆転を許す。
14 C大阪 相手が悪かった。
15 大宮 相手が相手だけに、大きな勝ち点3。
16 G大阪 先制しただけに、痛いドロー。
17 新潟 後半、別のチームに。
18 札幌 厳しい現実。

身内だが、無勝街道のねじれか。次のG大阪戦は、あっけなくレアンドロハットトリックを謙譲してしまうであろう。どすーんと決められるか、かわされて決められるか、すくなくとも、今の浦和が抱える詰めの甘さが露呈するであろう。阿部、鈴木は大変だ。坪井もいつも以上に指示出しを早くしないと。

浦和の順位は、他力次第。周囲が自滅したりする以外に、今の位置に居られまい。すくなくとも、自分たちの地力だけで上へ上がるのは不可能。周囲が落ちて残るメソッドしかない。浦和が上位に居れば、リーグの低調は続くということだ。

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