メッシがバロンドール初受賞

     
   
メッシがバロンドール初受賞したが、まあ、順番から行けば、そうなるというか、当然。しかし、彼はまだ22歳。今後、どうなっていくのやら。3回くらい獲っても不思議は無いだろう。また、欧州以外からの選出となってから、アルゼンチンでは初受賞である。当然、過去に遡れば、マラドーナとかも受賞していたであろう。そして、いつか、日本人が、いや、アジア人が獲る時代は来るのだろうか。

バロンドールは、フットボールの母国が何かの賞を贈るというものでもなく、フランスのサッカー専門誌「フランス・フットボール」が創設したヨーロッパ年間最優秀選手に贈られる賞で、たいそうな賞でもなんでもなく、普通に出版社の賞でしかない。サカダイにもそういう賞はある。そういった巷間の賞のひとつにすぎない。だが、バロンドールは、FIFAの年間最優秀選手賞に先駆けており、かつ、同等の基準に見なされている傾向にあり、その年度の最優秀選手としてのシンボルとしての指標となっている。(アメリカのADP全米雇用報告と米雇用統計の関係のようなもの)

フランス・フットボールが選出した候補からサッカー専門のジャーナリストが投票を行い、受賞者が決定される。ちなみに、FIFAの年間最優秀選手賞は各国代表監督の投票で決まる。

最近は、ロニーの受賞から、カンナバーロで一息入り、カカ、クリロナ、メッシと来たが、意外と次が思い浮かばない。ドログバ?昨日、クラシコで決めたイブラヒモビッチ?。それとも、カカ、クリロナ、メッシで、もう1回転?か。個人的には、イニエスタランパードだが。ジェラードも受けてない。というか、英国勢は、オーウェン受賞以来、誰も受けていない。

ともあれ、来年はW杯がある。W杯での露出度の高い選手、優勝国から選ばれる可能性は高いであろう。