2013の浦和レッズは… チームとして戦う容が作れなければ降格争いも。

       
   

浦和を優勝候補に上げるマスメディアがあったら、一笑に臥す。昨シーズンの結果(リーグ三位)、オフに補強した選手で今季の浦和は計れない。選手個人のアビリティに頼るのではなく、ベンチが全員(組織)でゴールを取る理想を追求してるため、シーズンを通して、チームとして戦う容を作っていけるかどうか。ポイントはそこしかない。チームが主体的になれるかどうか。それが出来れば、リーグ5位~7位は狙えるであろう(それ以上は運次第)。出来なければ、15位以下の降格争いである。

昨シーズンは、戦いたい容はあっても、それが実戦で儘ならなかった。ほぼ相手の好不調(タイミングや自滅)で結果が分かれたに過ぎず、結果オーライでしかない。取りたい容でゴールしたのは、ナビスコ杯の川崎戦はじめ、数えるほど。セット(CK、FK、PK)からのゴールも少なく、引き出しは限られている。また、組織でゴールを取る理想のため、確実になるまでシュートを打たない、安全になるまでシュートを打たない病は、今季も引継ぐであろう。主体的にシュートを打つ強引さが全員(組織)でゴールを取る理想と対極にあるため、どう折り合いをつけるかになるが、ゴールを決めれてくれるだろう的な流れに終始するであろう。現状、子供のままで、試合前から勝つ雰囲気を漂わす大人のフットボールには、まだまだ年月がかかる。

今季、勝ち点を計算しにくいG大阪、神戸が居ないのは、材料だが、仙台、柏、鹿島、東京からの勝ち点は難しく、鳥栖、大宮に対しても厳しいであろう。不調なクラブ、新潟や昇格組から勝ち点を奪うしかない。もっというと、リーグ全体の勝ち点がローに展開する流れが好ましくなる。日程も、開幕3週間を乗り切れば、夏前まで実質ホームの試合が連続して組まれており、出だしで躓くかどうかも鍵になる。開幕ダッシュをイーブンに持ち込めるかどうかだ。また、シーズン終盤の頃には、勝ち点を計算できないクラブとの試合が7試合組まれており、7連敗しても驚きは無い。野戦病院は毎度のことだが、柏木、阿部、マルシオ・リシャルデス(梅崎)が長期離脱すると、危険だ。

新顔では、那須が磐田の頃のようなボランチのパフォーマンスを見せてくれると、阿部を(最終ライン含め)自由に使える。関口は、強引さがないと、平川との差別化は難しい。興梠は、今のムードの浦和では、むしろ浮いた方がよく、チームに馴染みすぎると、出場機会が減り、大迫にすらゴール数で負けるであろう。槙野とともに宮脇が居て、チームの雰囲気が明るくなるのはよいが、単なる仲良し集団になる危険性もある。

一方、ACLだが、これも緒戦次第。正直、広州に引き分け以上というのは無理な注文だが、緒戦の広州戦を引き分け以上にしないと、ここでジ・エンド。すでに述べたように、(こちらもシーズン緒戦となる)広州の好不調(タイミングや自滅)で結果が分かれる。同じグループの全北とは相性は悪くないが、ACLをトータルで戦うには、爆発力、戦う容が無さ過ぎる。また、3月を上手に乗り切れているかどうかになる。おそらく、リーグとACLの結果は大きく乖離するか併走するか両極端に。冒頭で述べてるように、シーズンのどこかで、チームとして戦う容を作っていけるかどうかのスイッチが、どこで入るか見極める今季となる。早いのか、遅いのか、手遅れなのか。


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