サッカー日本代表が南米選手権参加を模索するには…

   
         
    
      
先日から、南米選手権の参加、辞退の記事を書いてるが、状況を整理すると、

(1)もともと、犬飼さんが突っ込んだ話(参加)であること。(無理して頼み込んだ経緯がある)
(2)出来るだけ、ベストメンバーでの参加という約束になってる。
(3)南米選手権は、参加したい時に自由に参加できるものではなく、かつ、レベルは高い。
(4)Jリーグ優先で、クラブが難色を示し、国内のフル代表の召集は難しい。
(5)海外組も、海外クラブは開幕前の大事な時期であり、怪我などを懸念する。代表には拘束権もない。

要するに、ハナから辞退を前提で話を進めるか、参加を模索するかでは、大きな違いがある。ここは、原さんの腕の見せ所だ。いかに選択肢を多く持つか、まるで持たないかである。選択肢を持つなら、以下。

A、(Jリーグ開催中でも)国内組を揃えたフル代表で強行参加
B、海外組中心の参加
C、五輪組(U-22)での参加

になる。

Aは、ほぼ絶望的だが、Jリーグには、たとえ、W杯でも、同じ主張をしますという「ブレない軸」があるのかを問いたい。でなければ、説得力は弱い。Bについては、怪我などもあるため、満足な時間を過ごすことは難しく、リスクは高い。ザッケローニ監督も、雇われの身であり、強くは言えないだろう。また、強い相手とやりたいというのが骨子にあるだけで、南米選手権に拘る節もない。そうなると、残るは、Cの五輪組(U-22)での参加になる。これは、(強化試合が組めない五輪に対して)利用できるものは利用するという発想になる。

過去記事でも、「(代表召集で)選ばれて、本当に困るクラブは、G大阪(宇佐美)、新潟(酒井)くらいか。大迫、永井、小野、宮市、原口、宇佐美、金崎、山崎、東、高木、米本、山村、酒井、実藤、丸橋、阿部、村松、昌子、権田、川浪に、オーバーエイジで、海外組の槙野、吉田、細貝あたりをつければ、ポジション的には、補完される。」と書いてるが、海外組をオーバーエイジ的な含みで持たせればとういところ。

ただし、これは、南米が(五輪組での参加に)OKを出すことが条件となる。メキシコがU-22+オーバーエイジでの参加という既成事実に加え、日本に震災が有った背景を、南米が、どこまで斟酌してくれるかである。日本の交渉も、言い方次第だ。「トップチームではない」と言うか、「最強の五輪チームだ」と言うかで大きく違う。


とにかく、その五輪組も、南米選手権に参加するしないは、6月の五輪アジア三次予選で、クウェートには、勝たなければならない。敗れれば、U-22は解散となる。特に、6月のホーム&アウェイの2マッチの合計得点というのは、強い弱いは関係なく、ギャンブル性が高い。その時々の運や調子、外部環境に左右されやすい。そういう意味では、香港、インド、マレーシアと対戦したかった。


南米選手権は、手を尽くした上での辞退であれば、まだ、いいのだが。いずれにしても、南米選手権参加への道は、簡単にあきらめては欲しくない。この大会は、参加するだけでいい。


【ここの古参・常連さんでない、初回、通りすがりの方へ】
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