サッカー五輪代表のアジア三次予選の相手が決まったが…

       
   
      
過去記事で、アジア五輪予選の三次予選は、抽選次第では、天国と地獄にもなると書いた。この三次予選の段階で、組み合わせの抽選ポッドには、イランとUAEが、香港やマレーシア に混ざって、反対側の組に居る。つまり、ポッド内部のレベルが乖離しすぎている。ご存知のように、イラン、UAEは、アジア大会で準決勝、決勝で日本も戦い、すでにその実力は証明されている。別に、日本が勝てる勝てないの話をしてるのではなく、この三次予選の段階でイラン、UAEと当たるには、早すぎるということと、相手が、イランか香港か、UAEかマレーシア では、あまりにも公平感がないということだ。

出来れば、その(イラン、UAEの)貧乏くじは、韓国や北朝鮮、オーストラリアに引いてもらいたいものだ。ただでさえ、五輪チームは、アジア大会優勝以後、レギュラー格取り込みにおけるチームの再編に直面している。(三次予選開催が)6月という時期的を考えると、できれば、勝ち負けより、チーム調整になるような相手(香港、インド、マレーシアなど)を望みたいところだった。

そして、結果が以下。

日本 対 クウェート
カタール 対 インド
イラク 対 イラン
バーレーン 対 タイ
オーストラリア 対 イエメン
シリア 対 トルクメニスタン
北朝鮮 対 UAE
韓国 対 ヨルダン
ウズベキスタン 対 香港
サウジアラビア 対 ベトナム
中国 対 オマーン
レバノン 対 マレーシア


イラン、UAEを回避できたことを考えると、まずまずのドローだった。もちろん、ホーム&アウェイの2試合のギャンブル性を考えると、香港やマレーシアと当たれば、ベストだったが、クウェートは(嫌な相手であるが)、まずまずの相手。そして、イラン、UAEの行き先を見ると、なんとこれが、イラク対イラン、北朝鮮対UAE という、五輪アジア最終予選で当たってもおかしくないようなカードが実現。特に、北朝鮮かUAEのどちらかが、このステージで消えてくれるのは、ありがたい。最終的には、五輪アジア最終予選で4カ国の3組に分かれるが、(今回は、シードにならない)日本は、オーストラリア、韓国の組に入る確率が66%。今回は、意外と、厳しいかもしれない。アジア枠は3.5という、曖昧な枠だが、0.5枠にすがりたくはない。

懸念を上げると、日本五輪チームの、レギュラー格取り込みにおけるチーム再編は、難しい仕事である。試合数をこなすことでしか解決はない。そういう意味では、(参加を見送るつもりでいる)南米選手権で、彼らにチャンスを与えるという選択肢は残しておいて貰いたい。というか、(誤解を招かないように言うと)もし、W杯元年で大惨事だったら、果たして、どうだったか?。それでも、W杯よりJリーグ優先ならば、今回のJリーグの言うことは筋が通るし、当然、「Jリーグがなかったら日本のサッカーは成り立たない。」という言葉も説得力を増すのだが。


さて、クウェートとの展望は、6月に書くが、かいつまんで書いておくと、先に日本ホームなので、やりづらさはある。おそらくクウェートは、ドン引きに引いて、緒戦を分けて、クウェートで勝負を決する展開に持ち込みたいはず。また、原発、中東情勢がどうなっているか、未知数な部分もある。お互いに、中立国を求め合う可能性はなくはないだろう。



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