W杯・サッカー日本代表予備登録7名の短評 <2010年ワールドカップ南アフリカ大会>

      
   
       
さて、W杯・サッカー日本代表予備登録7名が発表された。FIFAも、大会期間中の怪我を織り込んで正式登録は23名から30名に増やせばいいのでは?。まあ、30名というのは多すぎるので、せめて26名~28名くらいまで。とまあ、冗談はさておき、もし、ここに石川、前田、田中達也、小笠原、槙野の名前がなかったら、という懸念は、一応、吹き飛ばしてくれた。そして、なぜか、息苦しい23名の発表より、こちらの7名の方が、ガス抜けしてる印象。すくなくとも、予備登録者のほうが、点の匂いはする。


徳永 悠平 180cm 76kg 東京
槙野 智章 182cm 75kg 広島
小笠原満男 173cm 72kg 鹿島
石川 直宏 175cm 69kg 東京
香川 真司 172cm 63kg 大阪
前田 遼一 183cm 80kg 磐田
田中 達也 167cm 63kg 浦和


平山相太、興梠、小野、佐藤は、外れたが、上記の7名以外でも、呼ばれる可能性はある。おそらく、怪我やコンディションで、1、2名の入れ替えはあるであろう。正式メンバー23名が発表されたにもかかわらず、まだ、選考が続いてるような意識が働いたり、大事に行って怪我しないようにという意識が働けば、韓国、イングランド戦はぬるい試合になる可能性はある。


さて、昨日に引き続き、今度は、予備選手の短評を。

(  )内は、23名漏れ理由&予備選出理由 +は長所、-は短所

■DF

徳永 (信頼を勝ち取る時間がなさ過ぎた&他にSB居ないから)
+ 堅実なサイドバック
- 国際経験不足。宇賀神とそう変わらない。

槙野 (代表での姿勢で減点された&他にCBが居ないとみなされているから)
+ 明るい性格。ミドルを持っている。
- おそらく、生真面目な人には嫌われてしまうだろう。

■MF

小笠原 (チーム戦術に合致せず&それでも、手元に置いておきたい)
+ イタリア帰国後、精神面でも変貌を遂げた鹿島の心臓。
- 安定感がある分、セールスポイントがおとなしく、突き抜けられない。

石川 (代表ノーゴールで決め手不足に&本当は使いたい)
+ シュートに迷いが無い。闘う意思がプレーから伝わる。
- 怪我がち。

香川 (松井・大久保に負けた&チーム戦術に合致してるので、あくまでスペア)
+ ロンドン世代であること。未来への先行投資になる。
- 線が細い。国際舞台で通用するかは、自覚と下半身次第。

■FW

前田 (チーム戦術に合致せず&それでも、あの得点応力には逆らえない)
+ 昨年のJリーグ得点王。ヘッド、シュート、体の使い方、オールラウンダーの資質
- ややムラがある。

田中達也 (怪我していた分、選ぶこと自体リスク、ギャンブルと見なされた&本当は使いたい)
+ ミドルシュートが枠へ飛ぶ。仕掛けるドリブラー。PK発生装置。真価を問う試合でこそ。
- 怪我で安定した時間をすごせない。ヌルい試合だと平凡になる。



蛇足ながら、すでに各国の代表が発表されているが、アルゼンチンでは、サネッティカンビアッソが。フランスでは、ベンゼマビエラが外れた。出場できない国にも、タレントは居る。もし、箱根駅伝の学連選抜のように、W杯出場しない国の有力選手で、チームを作ると、こうなるか。

イブラヒモビッチベルバトフ、アルシャヒン、オリッチ、アデバヨール、ネチド、ロシツキ、モドリッチラキティッチダレン・フレッチャー、ファン・バイテン、キブ、リーセ、ツェフ

監督がヒディングだったら、いいところ行くのでは。


*辛辣に書いてますのであしからず