Ｗ杯チケット最終販売状況考察～リセールも開始 ＜2010年ワールドカップ南アフリカ大会・最終チケット販売＞
さて、2010年ワールドカップ南アフリカ大会・チケット五次最終販売が開始したが、大会が欧州開催だったら、まったく繋がらないか、繋がってもすぐに固まってフリーズというところ。取れる時は、迷わずに短時間でサクサク行くのがコツなのだが、今回は、そんな心配も要らない。しかし、バナナ、メロンとか言っていた2002年日韓Ｗ杯が懐かしい。
販売前は、（完売試合はリセールを出せるという）リセールのルール上、ＦＩＦＡは、（リセールを抑えるために）全席開放するしかないと踏んでいた。しかし、リセール自体を遅延させるという本末転倒な展開でスタート。今回は、単純に仕事が遅くてリセールの準備が出来ていないというところで、一日遅れでリセールもスタート。ただ、過剰な期待をしないほうがいいだろう。
まず、今回、着目すべきは、席割に変化があった様子。通常の大会において、一次販売から四次販売までは、カテ１はサイドの端、カテ２からカテ４はゴール裏で、寄せられるのが常である。ただ、今回は、チケット販売が不振のため、ＦＩＦＡはどうしてもスポンサー料、放映権料の絡みで（見栄えを良くするために）観客を入れなければならない。どうやら、カテゴリー4と無料チケットは、ほぼゴール裏全体に拡大されたようで、カテ１からカテ３はメインとバックに寄せられた様子。
これはかなりレアケース。結果的に、ゴール裏のカテ２、カテ３が良ブロックにやってきて、カテ１が縮小した様子。われわれ日本人からすれば、いつもの国内の試合と同じ感覚の席割りになったと考えればよいし、過去の大会に比べて、価格に相応した席割りといえよう。今回も、ぴあのように、座席まで選べる。買うつもりがなくても、キープして、リリースも可能だ。また、後のない最終販売だけに、予想通り、スポンサー席、協会枠、記者席拡充席が混じっている試合もあり、メインど真ん中というのもある。基本的に、この五次販売から良席が混じるのだが、今回は、まずまずというところ。
購入の時間制限は１０分
紫 Match Closed 公演終了
赤 Sold Out 完売 ＝調整中 本当の完売ではない。
オレンジ Currently Not Available ご利用不可 ＝販売一時停止 完売ではない。
黄 Few Tickets あとわずか ＝意外と残っていたりする。
緑 Available 購入可能 ＝まるで売れていない。
赤 Sold Out 完売 ＝調整中 本当の完売ではない。
オレンジ Currently Not Available ご利用不可 ＝販売一時停止 完売ではない。
黄 Few Tickets あとわずか ＝意外と残っていたりする。
緑 Available 購入可能 ＝まるで売れていない。
カテ４がほとんどオレンジのCurrently Not Availableであるのは、ほぼ、ネットでは売らないと言う意思表示であり、完売しているわけではない。また、ケープタウンも意図的にネットでは買えないようにしてあり、先に、現地の現場での手売り優先の様子。
以下、比較的、客入りが予想される試合。（完売はしないが）80％完売するであろうＭＡＴＣＨ。リセールの参考に。
Match 1 南アフリカ 対 メキシコ
Match 2 ウルグアイ 対 フランス
Match 3 アルゼンチン 対 ナイジェリア
Match 5 イングランド 対 アメリカ
Match 11 イタリア 対 パラグアイ
Match 16 スペイン 対 スイス
Match 17 南アフリカ 対 ウルグアイ
Match 23 イングランド 対 アルジェリア
Match 25 オランダ 対 日本
Match 29 ブラジル 対 コート・ジ・ボワール
Match 30 ポルトガル 対 北朝鮮
Match 34 フランス 対 南アフリカ
Match 44 カメルーン 対 オランダ
Match 45 ポルトガル 対 ブラジル
Match 47 チリ 対 スペイン
Match 56 ＲＯＵＮＤ１６ H組１位 対 G組２位
Match 59 準々決勝W52 対 W51
Match 60 準々決勝 W55 対 W56
Match 61 準決勝 W58 対 W57
Match 62 準決勝 W59 対 W60
Match 64 決勝
Match 2 ウルグアイ 対 フランス
Match 3 アルゼンチン 対 ナイジェリア
Match 5 イングランド 対 アメリカ
Match 11 イタリア 対 パラグアイ
Match 16 スペイン 対 スイス
Match 17 南アフリカ 対 ウルグアイ
Match 23 イングランド 対 アルジェリア
Match 25 オランダ 対 日本
Match 29 ブラジル 対 コート・ジ・ボワール
Match 30 ポルトガル 対 北朝鮮
Match 34 フランス 対 南アフリカ
Match 44 カメルーン 対 オランダ
Match 45 ポルトガル 対 ブラジル
Match 47 チリ 対 スペイン
Match 56 ＲＯＵＮＤ１６ H組１位 対 G組２位
Match 59 準々決勝W52 対 W51
Match 60 準々決勝 W55 対 W56
Match 61 準決勝 W58 対 W57
Match 62 準決勝 W59 対 W60
Match 64 決勝
傾向としては、ブラジル中心に人気が動いている様子。開催国とフランス、メキシコ、ウルグアイの居るＡ組は妙味あり。Match 10 日本 対 カメルーンは、カテ1カテ4まで有り。日本 対 デンマークは余りまくり。イングランドは、普通に売れているが、毎度のような過剰な過熱感は感じられない。
大会が近づくにつれて、在庫も変動が出るであろう。決勝については、完売ではなく、売らないだけの話である。詳しくは、ＴＯＰ記事の「決勝戦のチケットが高額な理由とは…」を参照。くれぐれも完売と勘違いしないことだ。今回は（無料チケットが過剰に流通しない限り）100％買い手市場。リセールも、あれば、現地でＮＥＥＤ ＴＩＣＫＥＴＳのプラカすれば、普通に手に入るであろう。
