2010年南アW杯、組み合わせ抽選、まもなく!

     
    
シード国が決まり、いよいよ、明日の日本時間5日AM2:00から組み合わせ抽選が行われる。組み合わせ抽選の模様は、NHK総合でも生中継される。本大会とは別にW杯は、①各大陸予選、②組み合わせ抽選、③代表23人正式発表の3つについては、本大会の派生物として、楽しみかつスリルを楽しめる一大イベントである。

その組み合わせ抽選は、独自の緊張感がある。前回大会は、オランダ、ポルトガル、(ウクライナチェコ)の入る場所に注目が集まっていたが、今回は、フランスとポルトガルの座る場所に注目は集約されるであろう。母国はもちろん、好きな国、所有チケットの絡みから、「キター」「アチャー」「マジ!」と感情も悲喜交々。特に、チケットホルダーのTST組は、ようやく、日程が決まるため、合格発表のようなものだ。

前回大会の抽選会では、中山ゴンがドロワーだったが、今回は日本人は参加しないようだ。とりあえず、わが日本だが、岡田監督はクラシコ観戦の遊説をし、「華のある相手とやりたい」などと余裕あるコメントを見せている。(民主党のように)なにか勘違いしてなければいいのだが。抽選後、岡田監督がどのような表情とコメントになるかも注目だ。個人的には、死の組でも歓迎だが、ぬるい組み分けに入り、弛緩してしまうのはよくないであろう。

注目の開催国・南アフリカは予想するまでもなく、ライアーゲームまがいの抽選ならではであり、間違いなくニュージーランド北朝鮮と同組になるはずだ。フランス、ポルトガル、メキシコは入らない。仮に強豪が入るとしたら、工作のダミーと解釈する他ない。


こんな具合だ。ダミー入れても、悪役のフランスを引っ張り出して、ここまで。
南アフリカ、チリ、フランス、ニュージーランド

また、今大会は、欧州開催ではない分、欧州勢は苦戦するかもしれない。(時差ないため関係ないかもしれないが)そうなると、ドイツ、イングランド、イタリア、フランスのようなGDP先進国は、いがいと脆く、逆に、スペイン、オランダ、ポルトガルといったオフェンスエイトの(ような殴り合いを好)国のほうが、まだ、戦えるかもしれない。

日本への興味も失せてしまっている方もいるであろうが、死の組は必ず出来上がる。

「スペイン、パラグアイポルトガル、メキシコ」のラテン系
イングランド、コート・ジ・ボワール、デンマーク、オーストラリア」のパワー&ガテン系

挙げればキリがないが、これが最強の死の組であろう。

「ブラジル、コート・ジ・ボワール、フランス(ポルトガル)、メキシコ」

個別のカードでは、フランス対アルジェリア北朝鮮アメリカの実現はグループリーグではないものの、(話題づくりのため)前回大会の決勝カードがグループリーグで実現するかもしれない。イングランドとしては、二大会連続対戦で&何十年も勝てていない天敵・スウェーデンがいないのは助かるであろう。ただし、オーストラリアとはやりたくないはず。個人的に見たい試合は、イングランド 対 メキシコ、ナイジェリア 対 パラグアイ、コート・ジ・ボワール 対 スペイン、ポルトガル 対 ウルグアイなど。

前回、組み合わせ抽選会の会場で、アルゼンチンの組に決まった後、たしか、岡田監督は自分たち日本がどこの組に入ったかわからないような表情をしていたが、今回は初心者ではない。前述したように、抽選後の岡田監督のコメント&表情注目だ。歯切れが悪く、公言したベスト4に曇りが出るのか、それとも、勘違いに拍車がかかるのか。

尚、シード国は、試合会場が固定される噂だったが、それもドロー後に変更・調整とともに、明かされるか。基本、シードに移動が無い日程の組をしてもらえれば、移動機関の座席の緩和助力にはなるであろう。