アジア最終予選も架橋に

  

表題の日本語がおかしいと思った人もいるかと思うが、南アフリカへの橋がかかるという意図で、佳境ではなく架かる橋=架橋にした(*架橋の意味は本来とも違う)。今節で、橋の架かる国が出てくるであろう。<展望> 日本代表 対 オーストラリア代表は明日アップするが、ワールドカップアジア最終予選は、日本以外にもある。今節は4試合が組まれている。他所の心配などしてる場合ではないが、相対的に楽しみたいとも思う。


■A組

日本  対  オーストラリア
ウズベキスタン  対  バーレーン

ウズベキスタン  対  バーレーン は、崖っぷち対決で、プレーオフに向けて引き分けも許されない。双方、勝たなければならない試合である。ウズベキスタンは、前節、アウェイで日本に引き分けており、気分は悪くないはず。かたやバーレーンは前節、オーストラリアに勝てるような試合を落としてるだけに、プレッシャーはきつい。しかし、直近のアジアカップ予選で日本を撃破し、勢いは出ているだろう。カタールの立場からみると、引き分けてもらいたい一戦だが、プレーオフへ向けて、注目の一戦だ。負けたほうが脱落するが、日本の立場から見ると、3月に対戦するバーレーンに負けてもらったほうがいいかもしれない。

ちなみに、オーストラリアはアジアでトップレベルの実力ではなく、欧州でもトップレベルの実力である。(もちろん、勝負はやってみないとわからないが)。日本とオーストラリアの差は「高さ」ではなく、シュートの成功率である。



■B組

イラン 対  韓国
北朝鮮  対  サウジアラビア

UAE一人負けのB組は、そのUAEが試合がなくお休み。今節で、どこかが抜け出すであろう。特に、イラン  対  韓国 は注目だ。あのテヘランで韓国がどう戦うか。韓国は、前節で天敵・サウジアラビアを倒しているが、ここでイランに勝つと、(ホーム残り3試合残すだけに)韓国の勝ち抜けは確定する。北朝鮮  対  サウジアラビア は、双方共に勝ち点4で負けられない。サウジアラビアとしては引き分けでも負けに等しい。同民族に連敗は避けなければならない。個人的に、ここは橋は架からず、団子状態になってもらいたい。

特に、北朝鮮では、テセが相手をかき回して欲しい。




最後に蛇足だが、土曜日の特番でも、6月までが出場権確保、その後が準備。岡田監督は「今の段階でメンバーはいじらない」としていたが、やはり、柏木、水野、家長、谷口、森本、李、山崎、金崎、山瀬、小笠原、佐藤寿人、吉田マヤあたりは、呼んでもらいたい。