ワールドカップ・アジア三次予選の半分を終えて
ワールドカップ・アジア三次予選の半分を終えて、全勝はバーレーン、ウズベキスタンのみ。オーストラリア以外は、有力どころがやや苦戦している様相だが、去年のアジアカップ王者のイラクがグループ最下位で最悪の状況に。もし、予選敗退して、来年のコンフェデレーションズ・カップに出場となれば、すこし恥ずかしいかもしれない。
ちなみに、(日本が最後の2試合を勝てば)次のアウェイのオマーン戦に、0-1、0-2、1-2で敗れても、オマーンとの当該対戦成績になるため、日本の優位は揺るがない。たとえ、負けてマスコミが2敗目と騒ぎ立てても、心配は無用。それだけ先日の勝利は大きかったといえよう。内容が悪ければ、バッシングは致し方ないとは思うが、おそらく日本は、4連勝するであろう。
各グループを見てみよう。グループの偶数は順当で楽、奇数のグループは混戦の厳しいという構図に。
オーストラリアがこの死の組をリードしている。次の4節で、ほぼ突破が見えてくるのではないだろうか。イラクは次、負ければジ・エンド。北京五輪に集中したい中国も同様、次に負けると、厳しくなる。逆に、イラク、中国が勝つと、最終節までもつれる展開に。
ここは、バーレーン、日本でほぼ決まり。前回大会予選のキモだった二カ国とここで戦ったが、それだけ、前回大会予選がぬるかった証左でもあろう。
韓国は、(三節を勝った)日本とは間逆の流れに。隠れ死の組になっている元凶は、まぎれもなく韓国のていたらく。次のアウェイ、ヨルダン戦に負けてしまうと、黄色信号が灯る。0-2から追いついたヨルダンは、士気が上がっているのではないだろうか。そろそろ韓国のW杯連続出場が途絶えてもいい頃合なのだが。
グループ1に続く死の組だが、その様相を呈している。イランの苦戦がすべてを物語っている。ダエイ監督も頭が痛いか。
尚、アジア・サッカー連盟(AFC)は、ワールドカップ・アジア最終予選を9月6日から来年6月17日までの日程で行うと発表した。試合日は以下の通り。
9月6、10日、10月15日、11月19日、2009年2月11日、3月28日、4月1日、6月6、10、17日。(5チームのリーグ戦のため各チームとも試合のない日が2日ある。)
9月6、10日、10月15日、11月19日、2009年2月11日、3月28日、4月1日、6月6、10、17日。(5チームのリーグ戦のため各チームとも試合のない日が2日ある。)