<雑評> UEFA チャンピオンズリーグ 準々決勝 1stレグ
注目のUEFA チャンピオンズリーグ準々決勝1stレグだが、ホームチームできっちり勝ったのはフェネルバフチェのみ。やはり、ホームできっちり勝てないと、チャンピオンズリーグは勝ち抜くのが難しい。ただ、アウェイチームはすべてアウェイゴールを取ったので、次の4戦は、アウェイゴールがなにかしらかかわってくるであろう。
では、以下、雑評。
■ ローマ 0-2 マンチェスター・ユナイテット
試合自体はローマが押していたが、放つシュートはすべてコースアウトしたり、場外ホームランになり、決めきれない。やはり、トッティの不在は痛い。苺のないショートケーキのようなものか。マンチェスター・ユナイテットも攻守で出たり引いたり、すこし堅い印象だったが、先制したことで、すこし楽になったか。全員が自分の責任を果たしてゲームをしている点では、随一であろう。ここは予想通り、今年もワンサイドで波乱はなし。部外者としては残念である。
アーセナルにとっては、ゴールの欲しかった男のヘッドで先制し、ほぼゲームのほとんどをアーセナルが支配したが、スコアは1-1でほぼ敗戦に等しい引き分け。味方のシュートを邪魔したベントナーはジャンプできなかったのか。しかし、あの主審はクレイジーだ、完全にフレブを倒してましたよ。かたや、リバプールはアウェイゴールを取り、有利と言えよう。ただ、週末に控えるリーグ戦のリバプールは、迂闊に下手な試合は出来ないかもしれない。いずれにしても、次も胃がぎりぎりする展開に。ただし、今のアーセナルはジェラードのような局面を打開する個がいない。ミランを敗ったのだから、次、0-3の惨敗は勘弁してもらいたい。
試合はバルセロナが勝ったが、試合の7割はシャルケのゲームだったかもしれない。シャビ、イニエスタがチームを支えている印象もあるが、セルティック戦を100としたら、半分も行ってないのではないか。アウェイゴール付の勝利だけに、次、まさかはないかと思うが、3週間後の準決勝まで、あまりにも時間がなさ過ぎる。シャルケは、そんなバルセロナの不具合を最後まで衝くことが出来なかった。せめて、1-1だったら、まだ、可能性はあるが、次の試合、引き分けがせいぜいではないだろうか。
予想通り、フェネルバフチェが勝った。サプライズかもしれないが、チェルシーの勝ち抜け予想をしていた人には
<展望> UEFA チャンピオンズリーグ準々決勝 1stレグでは、フェネルバフチェが勝つと書いたので、別段、驚きはない。現時点では、勝ったため、ほぼ75%以上の確率で、フェネルバフチェのベスト4は堅い。チェルシーがアウェイゴールを取っているので、その辺がまだチェルシーの救いだが、チェルシーが勝ち抜けるには、圧倒するしかない。ただ、フェネルバフチェがアウェイゴールを取れば、おそらく、2ndはPK戦まで行くであろう。いかんせん、チェルシーはまだ本調子ではない。なにより、精神的に追い詰められたため、状態はアーセナルと変わらない。次は無敗のホームとはいえ、引き分けでは敗退である。
<展望> UEFA チャンピオンズリーグ準々決勝 1stレグでは、フェネルバフチェが勝つと書いたので、別段、驚きはない。現時点では、勝ったため、ほぼ75%以上の確率で、フェネルバフチェのベスト4は堅い。チェルシーがアウェイゴールを取っているので、その辺がまだチェルシーの救いだが、チェルシーが勝ち抜けるには、圧倒するしかない。ただ、フェネルバフチェがアウェイゴールを取れば、おそらく、2ndはPK戦まで行くであろう。いかんせん、チェルシーはまだ本調子ではない。なにより、精神的に追い詰められたため、状態はアーセナルと変わらない。次は無敗のホームとはいえ、引き分けでは敗退である。
おそらく、今、フェネルバフチェに確実に勝ちを計算できるのは、勝ち残っているクラブでは、マンチェスター・ユナイテット(とベストのバルセロナ)くらいで、仮に彼らが決勝まで進んでも、わたしは驚かない。どこか、かってのレバークーゼンのような勢いを思い出すが、それだけの勢いと、ジーコ監督には悪運がある。準決勝の相手が疲弊したアーセナルなら勝てるでしょう。
また、これで日本のマスメディアも「ジーコ元日本代表監督が率いる~」云々で、すこし騒がしくなるのか。ジーコの手腕を賛美する論調になりそうだが、あくまで「今年だけ」のお話である。だが、フェネルバフチェ内では、永遠に名を残すことになるであろう。ジーコにとっても、他チームの監督就任の材料実績にはなる。