J・LEAGUE★19節 <すでに優勝の際と淵と背に>

一ヶ月もの休止期間のブレイク直後であるが、次の20節でJ・LEAGUE全体を左右する試合がある。ご存知の通り、万博の大阪対浦和。ここで浦和が負けてしまうと、そのまま大阪は走りきってしまうであろう。年内に大阪が負ける試合があるとしても、あと2つくらいか(多くて3つ)。なにより、独走に入ることでチームに優勝への士気が上がり、2位以下はすこしあきらめモードになりやすい。もちろん、長いシーズンであるから、簡単な流れはないが、今回、2位の浦和が大阪に敗れると、勝ち点が7に広がり、3位以下が猛追しても浦和を捉えるにとどまり、大阪でほぼ決まりかもしれない。年々、最終節まで優勝の行方がもつれていたが、今年は上位が抜けて、中位が団子状態という大阪にも有利な展開。このまま、あっけなく優勝が決まってしまう可能性は高い。

わたし個人的には最終節までもつれて欲しいのだが。


さて、ひさびさに恒例の短評

1  大阪  確実に強い。代表組は代表よりも大阪の方が輝く。
2  浦和  何故に達也のワントップ?オジェックは反町か?追いつかれるパターンぶり返す。
3  鹿島  10人で小瀬で勝つ。やはり、この位置に。もう落ちないだろう。地固めに。
4  新潟  上位に残るには、大阪に負けたとしても、完敗に近い内容で負けてはいけない。
5  川崎  ジュニーショ3発も、まだまだ駆け上がる要素大。ACLまでに位置取りを付けたいか。
6  横浜FM 監督の采配が関係ない珍しいチームで、この位置はすばらしい。
7  清水  勝ちたかったが、なんとか引き分けに。まだチームとしてまとまりが。噴き上げはいつ?
8  磐田  0-4はすこし「らしく」ない。切り替えるしかない。
9  柏   埼スタの浦和相手の引き分けは勝ちに等しい。
10 神戸  パサー、FWの決定力では、大阪に次ぐバランスを持っている。
11 名古屋 アウェイで負けなかった。いや、勝って、ここで踏ん張れたのは大きい。
12 東京  ホーム敗戦はきつい。ただし、このままの形で続けるしかない。
13 広島  オシム流のもうひとつのチームといえるが、やはり守備。連敗もいたしかたなしか。
14 千葉  チームの軸は誰ですか?まさか羽生? それがはっきりしないことには。
15 大分  この位置に居るのは違和感が。とはいえ、理由があるからここにいる。
16 甲府  相手はどこであれ、ホーム敗戦はすこし痛い。18日の国立浦和はホームにならない。
17 大宮  監督更迭直後も守備力でなんとかというところ。
18 横浜FC 一勝すれば変わるはずだが、さすがに息の根を止められたか。