フィーゴ移籍決定? アル・イティハドと1年契約

インテルMFルイス・フィーゴの移籍をインテル・ミラノ側は否定している段階であるが、実現すれば、かなりの金額になっているはずで、さしもの日本もこのオイルマネーには適わない。
(おそらく、最低でも10億は積んでるはず。もっとか?)

 サウジアラビアのアルイティハドが5日、インテルMFルイス・フィーゴ(34)を7月からの1年契約で獲得することになった。
 アルバウイ会長は「年俸は明かせないが、中東で一番大きな買い物だ。彼の経験はクラブの大きな遺産になる」と話した。フィーゴは背番号7のユニホームを手に、同会長と写真に納まった。前日、クラブは「獲得断念」を発表したばかりだが、わずか1日で状況は一変した。なお、インテル・ミラノ側は移籍を否定している。


なにより彼の移籍するかしないで、ACLの勢力図が変わりそうだ。
アジアのクラブは有能な欧州のタレントが一人加われば、そこそこ変わることも可能である。
日本でも、磐田のドウンガ、名古屋のストイコビッチ、柏のストイチコフなど、彼らの経験からクラブの質が向上した。それでなくても、アルイティハドはアジアでは強い。

おそらく、ACLでアルイティハドは勝ちあがってくるであろう。
フィーゴも全盛期が過ぎたとはいえ、ステージレベルを下げれば、脅威な存在になる。
日本の浦和、川崎も決勝トーナメントに勝ち上がるまでアルイティハドと当たることは無いが、正直、当たりたくない相手である。

今年、ACLに出場する浦和、川崎はクラブを超え、どちらかといえば日本代表的な視線で見られるだろう。その移籍の真偽はともかく、すくなからず注目すべきニュースともいえよう。