怪物退治をしたフランス。(ドイツ現地から)

宿敵イングランドと天敵ブラジルが敗れたことで、ドイツでは喜びにあふれている。
ベッカムが顔を覆う映像を流しては、げらげら笑っているドイツ人サポ。
すこし民度が低いようにも思われるが、フットボールともなれば、どこの国もそう大差はないのかもしれない。
しかし、ルー二ー退場でpk敗退とは、イングランドはユーロ2004と同じである。
ほんとうにpkに弱い。

優勝候補を破ったフランスだが、パリは凱旋門前で発炎筒、花火が焚かれ、渋滞で狂っている映像がtvでながれていたが 、優勝したような快挙であろう。

残り5分でアンリを変えたドメネクと、残り20分でリケルメを変えたペケルマン
両者のさい配の差が浮き彫りになった。
もし、追いつかれていたら、フランスは負けていたであろうが、昨日のフランスは立ち上がりから戦う安定感が優れていた。しばらくこんなシャンパンサッカーは披露してないのではないか。

ベスト4は前評判のさして高くはない国がそろった。
とにもかくにも怪物退治をしたフランス。
トラムの中でイタリア人がフランス人にサンキューと言っていたのが印象的だった。