J・LEAGUE★第33節 「広島の優勝」

     
    

最終節まで優勝争いがもつれるかと思いきや、ここで広島が優勝した。これまで何度となく書いてきた今季リーグの低調さ。さして補強もせず、昨季と大差ない戦いで広島が優勝するなら、こういうシーズンの流れしか無いだろう。弱くは無いが、滅法、強いわけでもない。ねじ伏せて優勝したわけではない。混戦を制したわけでもない。(いつまでも浦和が三位に居られたように)他馬がモタモタしてるうちにゴールインしただけで、広島が自分たちのできることしたに過ぎない。まあ、それでも、肝だった名古屋戦を(あのロスタイムに)制した時点で、すべて決まっていたのだが。

今季の広島の実力は、CWCで証明されるであろう。長期戦、短期戦双方に強さを兼ね備えてるわけでもなく、浦和やG大阪の3位、柏の4位のようには行かないはず。日本開催で、すでに天皇杯を敗退してるため、コンディション良くCWCには臨めるところで、どこまで行くかというところ。

ひとまず、周囲では、広島の優勝に安堵する声は多い。広島がJリーグ創設からのクラブの優勝ということ。あと、BIG10で、残るは清水(J2の千葉)の優勝だけということになる。3位に相当する数字を残してるのは、横浜。優勝した広島より負け数は少ない。ただ、引き分けが多く、勝ちきらないと、優勝争いできない昨今の流れそのまま。もはや、負け数少なく、引き分け多いセオリーは通用しない。

名古屋が取りこぼしたため、水準訂正を終えた鳥栖ACLを獲りそうだ。余計なお世話だが、名古屋以外のACL参戦はしんどいであろう。リーグの質の低迷ゆえの繰り上がりのようなものだから、かつての罰ゲームのような雰囲気になる危険性も。チャレンジャー精神、憧れだけではACLは戦えない。行ってもベスト16止まりだ。ACLは、いかに相手を俯瞰できるかにある。それがすべてだ。よって、抜けたり、遊べる余裕が無いなら、ACLに参戦するものではない。すでに、天皇杯では、リーグ上位3クラブが敗退してるため、リーグ4位のチャンスは薄まってきている。

降格争いは、前から書いてる前田の呪い何ちゃらが通用してしまうかに注目が行く。G大阪の最終節相手が磐田であり、前田に決められて降格するのか、それとも、そんなジンクスを打破して残留するのか。大いに注目だ。


1 広島 先制して、そのまま飲み込む。
2 仙台 好機はあったが、決めきれず、ミラクル起こせず。相手も難しかった。
3 鳥栖 当然の勝ち点3。
4 柏  去年の最終節みたいなワグネルのゴール。
5 浦和 何も語るまい。
6 名古屋 ホーム最終を飾れず、痛い敗戦。
7 横浜 勝ったことで、ACL、3位の可能性は残っている。
8 川崎 一度は、追いつかれるも。
9 清水 ACLの可能性が消える。
10 東京 圧倒するも。
11 鹿島 地を固めてきた印象。照準は天皇杯か。
12 磐田 見栄えはいいが、やや空回り。
13 大宮 負けない。シーズン終盤の定説になりつつある。
14 C大阪 大敗。優勝を見せられる。
15 神戸 完敗。
16 G大阪 勝ちに持って来れず、焦燥オーラが。
17 新潟 崖っぷちで踏みとどまる。
18 札幌 なすすべなく。次節新潟の命運を握る大役。

身内だが、実力通りの結果。3位の雲から下抜けして、ようやく夢から覚めたであろうか。今季の駄目なひとつには、クロスを上げてくる相手への寄せが甘く、簡単に上げさせすぎている。それと、毎年、最終節で浦和が優勝争いか降格争いに一役噛んでくるが、今年はハズレ。いや、見方を変えると、開幕で浦和に勝った広島が優勝したことで、浦和の開幕戦も、なにかのアノマリーが生まれようとしているのか。

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