U-19アジアユース敗退 三大会連続でU-20W杯を逃して 「U-19サッカー日本代表」

      
    
    
日本戦の前、韓国がイランに4-1で勝ったため、嫌な予感がしたのだが。流れは日本のU-20W杯出場で、韓国のU-17W杯、U-20W杯出場を逃す線だったが、韓国がイランに勝ったため、流れが切り替わってしまった。まあ、過去記事でも日本は5~7番手と書いてるし、元鞘に戻ったに過ぎない。ハナから厳しいのはわかっているから、あえて、ポジティブに書いてみたが、結果としては、グループリーグを突破しただけでも、見事としておく。

こういう(短期決戦の)類の大会に向えるにあたり、「自分たちのやりたいこと」をするか、自分たちのやりたいことを捨てて、リアリズムに向かうかでしかない。前者は強者の論理、後者は格下の論理。惜しむらくは、アンダー世代がアジアでトップでも無いのに、前者で行き、そのまま何も出来なかったということがむなしい。とはいえ、身内のサッカーの延長線上では、厳しいであろう。もっというと、中途半端になったかなという印象。

もちろん、日本が三大会連続でU-20W杯逃すのは、感情としては悔しいし、ユースの国際経験上、大事な機会を失うことになるのも事実。だが、見方を変えると、もはや、ユースが代表強化の母体から別へシフトしつつあると考えるのもポジティブでもある。日本の場合、ユースで国際経験を積むケースから、欧州でプレーしている選手層で国際経験のカバーをする方向に進むかもしれない。つまり、ユースの国際経験の場よりも、(歳を取っても)欧州のピッチに立つ国際経験がメインになるということだ。英国などは、昔からそうだし、(最近はドイツ、スペイン、イタリアなど本腰を入れるようになってきてるものの)欧州は総じてユースの取り組みが中途半端だったりする。

そうなると、今後、日本U-19世代のガラパゴス状態もありえなくはない。また、欧州でプレーする選手のポジション層に偏りが出ると、穴のポジションが生まれるかもしれない。いずれにしても、欧州の英国のように、ユースよりクラブ偏重、クラブでの国際経験へシフトしていくと考えれば、三大会連続でU-20W杯逃したのも、合点がいくし、多少の慰めにはなる。逆に、U-17世代は、まだ、プロ手前の層なので、こちらのU-17W杯出場が国際経験を積む上では、重要度が上がる。ゆえに、こちらは、シフト化はなされない。

くれぐれもU-19世代が駄目だということではない。この世代がどうこうというのではなく、あくまで取り組むアプローチの問題であり、日本サッカー協会が、W杯、五輪メダルを重要視しているスタンスが、そのまま結果に現れたに過ぎない。よって、悔しさの残滓は、三大会連続でU-20W杯逃したことによる「楽しみ」を奪われたに過ぎない。幸い、(ズレはあるものの)同時期にコンフェデレーションズ・カップがあるので、どのみち、出場しても、さして注目もなされないであろう。


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