<展望> オマーン代表 対 日本代表 「特に書くことも無いのは、首位だからではない」

          
      
日本がW杯アジア最終予選のB組首位に居るせいか、メディアには弛緩が漂っているようだが、消化した4戦は、3試合が埼スタで、1試合がブリスベンである。すべて芝の状態が良く、環境の整った試合だったことを忘れてはならない。もちろん、そういう日程の利を大いに活かしたからこそ、日本のイニシアチブがあるというのも事実である。ただし、残りの4試合が、すんなりいくとは限らない。すんなり行けば、それに越したことは無いが、なにかあると思っていた方が無難であろう。

一応、日本のよい流れは切れていない。ブラジル戦の大敗も、0-6とかではなく、スコアが中途半端な0-4という敗戦だったため、宙ぶらりんに。逆に、切り替える必要も無いくらいで、9月のイラク戦の続きが始まるくらいの程度。香川真司はじめ、内田篤人、遠藤、駒野など怪我人が出てるようだが、固定メンバー主義の避けては通れぬ道でもあり、はじめから覚悟のはず。それでも、内田篤人の離脱は、イラク戦出場停止に続く彼自身の負の流れか。いずれにしても、彼が居ようが居まいが(人気面以外は)さして影響もなく、この間に、二人の酒井が代表に定着すれば、それはそれでよしである。

さて、試合だが、通常だと、ホームのオマーンの試合の入り方次第なのだが、日本の勝つという強い意思がオマーンを凌駕するかに注目だ。特に、試合の立ち上がりである。日本の圧倒的な勝つという意思がオマーンを呑み込めば、スコアはともかく、内容でも日本の快勝となるであろう。逆に、それが一部でもぶれたりすると、悲惨な消耗戦になる可能性も浮上する。そうなると、モタモタ、ダラダラと、見ていて退屈するような試合もありえる。宇宙開発連発か。

一応、先制点は、日本がとれば、そこで試合終了。日本の勝ちである。時間帯はいつでもいい。逆に、オマーンが先制したら、試合自体は面白くなるであろう。根本的に、日本が勝つのが当たり前と見る試合でもなければ、大いに何かを期待して見る試合でもなく、流しながら見るのが適当であろう。

試合は、引き分けで御の字と設定しておくが、日本が負けても、特に驚かない。負ければ、メディアは、中東がどうこうと書くであろうが、むしろ、緊張感が生まれてよいとポジティブに考える。もちろん、オマーン戦の結果が、来年6月のコンフェデレーションズ・カップの大会前準備(と大会)に大きな影響を与えるのは承知だ。日本代表の活動は、公式戦では4ヶ月ほど空いてしまうが、そういう意味で言うと、勝っておいたほうがいいだろう。それでも、まあ、1-1の引き分けと見ておく。引き分けでも十分であるが、もし、日本が勝ったら、前述の理由か、オマーンの出来がよほどひどいとかになる。

個別では、宇佐美の出番があれば、嬉しいが、ないであろう。だが、仕掛け人は、本田圭祐くらいのもので、駒不足は否めない。それでも、あくまで、チームとして点を取るスタイルゆえ、彼の出番は、よほど日本が苦境に陥るが、大きな余裕を得た時のいずれかになる。試合機会を得た長谷部の出来も注目だ。あとは既視感に過ぎない。

特に書くこともないのは、相手がオマーンだからとか、日本がW杯アジア最終予選のB組首位だからではない。そもそも最近の日本代表の試合で、手に汗握る試合は、ほとんどない。凡戦が多く、むしろ、退屈で眠くなるくらいである。J2プレーオフの方が面白いのでは。そういう意味では、90分、飽きずに見られる内容を望むが、やはり厳しいだろう。加えて、日本のゴールデンタイムに試合中継とは、なにかかんぐってしまいそうであるが、やる選手も熱暑の残る午後の試合ゆえ大変だ。怪我無いように、注意したいところ。


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