チケット販売概要 2014 FIFAワールドカップブラジル アジア最終予選

      
   
     
2014 FIFAワールドカップ・ブラジル大会 アジア最終予選のチケット概要がようやく発表された。

日本代表 対 オマーン代表 6/3(日)@埼玉スタ
日本代表 対 ヨルダン代表 6/8(金)@埼玉スタ

ジーコ時代がそうだったように、(予想通り)完全抽選制となった。2010年のW杯以後の代表人気回復でそのように判断したのであろうが、間違いではないと思う。W杯アジア三次予選の地方の消化試合の入り具合を見れば、需要は戻ってきており、競争率は、それなりになるのであろう。ただし、1ヶ月以上前の抽選販売にするなら、行けなくなった人の買取システムを構築しておくべき。でなければ、ブラックマーケットの温床に委ねることになる。ひいては、抽選の意味もなくなる。

ただ、そうはいっても、個人的には、絶望的なプレミア相場にはならないと見ており、座席問わず見たい人は、(アッパーなど)取れるであろう。注目は、ジーコ時代の熱気まで到達するかどうか。あとは、人気タレントのコンサートではないが、開催が平日と週末で、オマーン戦の日曜日は翌日が仕事、ヨルダン戦の金曜日は仕事上がりの時間を気にするところか。ここは、むしろ、地方から参戦する方の部分。キックオフ19:30で埼スタとなると、首都圏以外の人は車か宿泊が必要に。

チケット発売開始は、以下となっている。

(1)ファミリーマート先行販売(抽選制) 4月7日(土)昼12:00 ~ 4月9日(月)23:00
(2)プレミアムシート(抽選制) 申込期間:4月17日(火)10:00 ~ 4月22日(日)23:59
(3)一般販売(抽選制) 申込期間:4月17日(火)10:00 ~ 4月22日(日)23:59

お申込みは、一試合につき、お一人5枚までの枚数制限だが、抽選なら(ゴール裏以外の指定は)ロアーを2枚、アッパーを4枚にしてもらいたいところ。ちなみに、ファミリーシートは1セットまで。208席しかないプレミアムシート購入はお一人様2~4枚まで。プレミアムシートはオークションや業者の対策が施されているが、(物理的に無理でも)全カテゴリーにそういったシステムを取り込んでも…と思わないでもない。プレミアムシートについては、毎度ながら接待、観光席になり、市井のフットボール観戦という意味では、理解したくないカテゴリーではある。

尚、自由席は、北、南とも開門と同時に座席は瞬殺になる。キックオフ1時間前に行っても、空いてる席はない。開門時に行けない人は、立ち見を覚悟しておいた方がいいだろう。ただし、南で席が取れなかった人は、あわよくば、アウェイエリアでの折衝帯の縮小移動で出来た席を狙うしかない。222入口で待機してることをお勧めする。

とりあえず、ファミリーマート先行販売(抽選制) の当落率で、全体の競争率、入手難度、オークション相場は計れるであろう。ここで厳しいようだと、一般は意外と狭き門になるが、今のところ、そうでもないとみている。仮に抽選でなく一般販売しても、発売後一時間は持つと見ている。近いところでは、2010年秋のアルゼンチン戦くらいだと想定している。

心配しなくても、前述したように、行きたいと本気で思う方は、取れるであろう。ただ、個人的には、昨今の代表をスタジアムで本気でサポートしたいという感情は、ドーハ以後のフランス大会予選、ドイツ大会予選ほどではない。「チケットがあれば、行くかな」というところ。仮に、競争率が厳しくなれば、日本サッカー協会後援会に継続入会している人には、朗報で、ガヤの喧騒は、対岸の火事でしかなく、なんでもない話であろう。余談だが、緒戦のオマーン戦で、日本が勝つなら、後半ロスタイムに日本の先制ゴールか決勝ゴールが決まるであろう。流れ的には、そうなっているはず。


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