まもなくサッカー日本代表のW杯正式メンバー23名の発表だが…

     
  
    

5月10日午後14:00から、ワールドカップ南アフリカ大会のサッカー日本代表発表がなされる。組み合わせ抽選、そして、このサッカー日本代表正式発表は、W杯本大会を含めた注目の3大イベントのひとつでもある。ちなみに、地上波4局が生中継する。まあ、ワールドカップの日本代表発表なのだから、当然といえば当然だが、これほど大規模な中継は、高橋落選のアテネ女子マラソン代表発表以来ではないだろうか。

とはいえ、第三GK以外は、発表しなくてもメンバーはわかっている。よって、確認作業になるであろう。
前回の「ムァキィ」→「ォォォォオオオオーーーー」といったサプライズは薄い(あれもサプライズではないが)。しいて、わからないのは、第三GKに誰が来るかであろう。川口?。あと、大久保の怪我との差分による判断。ただ、23名を選ぶというよりは、16名を選べば、あとの7名は、誰でもいいともいえよう。とにかく、シュートが枠に飛ぶ選手、タフに戦う闘志を見せる選手がほしい。

岡田監督の発表するメンバーはこうなる。

玉田、岡崎、大久保、中村、中村、遠藤、本田、稲本、長谷部、松井、長友、内田、阿部、今野、駒野、闘莉王、中沢、楢崎、川島、第三GK。の20名に、あと3名。まあ、残りは無難に、槙野、石川、森本になるだろう。このメンバーに落ち着けば、デンマークとオランダの監督さんは喜ぶのでは。スピードのある選手も居ない。オーラ、雰囲気のある選手が、本田圭祐、(石川)くらいしか居ない。また、バッシングを受けられるのは、中村、闘莉王くらいか。

平山、佐藤、森本、前田、田中、山瀬、石川、岩政、槙野など、本来は主力であっておかしくない面々が、当落線上とされているのだから、仮に彼らの誰かが入って、サプライズなどと報道されたら、それこそ、どうかと思う。大会後のギャプダウンの証左。

個人的には、柏木、宇佐美、谷口、野沢、菊地、狩野、家長はサプライズにならない。カズ、ゴン、宇賀神、マリティモの相馬ならサプライズになる。岡田監督も、若手を起用する余裕は無いはず。おそらく、村松、金崎、香川などの若手は、予備メンバーに回されるであろう。小笠原、小野が入るとしたら、予備メンバーになるはず。本線で選ばれても、なんら不思議は無い働きを(中村俊輔以上に)してはいるが。

しかし、ジーコもそうだったが、すべてを岡田監督が孤独に決めるとなると、偏った人選になりやすい。見落としてる部分は必ず出てくる。ちなみに、前回のジーコの場合は、ブラジル仕立てのまま、実績と選手の能力中心で見てしまい、選手である前に、性格、人として大人なのかの基準が見事に外れていた。やはり、腹心やスタッフの意見も取り入れたトルシエのような最低限のバランスは欲しいところ。

くれぐれも、これが現時点での日本代表の最強メンバーではない。あくまで、岡田監督の指標するチーム戦術に合している選手かどうかでしかない。ちなみに、オシムが倒れていなければ、玉田、岡崎、大久保、稲本、内田、長友あたりが外れ、巻、羽生、山岸、アレ、(水野)が入っているであろう。まあ、それもどうかと思うが、それだけ、今の日本代表には、誰が監督であろうとも、どんな戦術であろうとも、絶対に選ばれる最小公約数的な選手がすくないということであろう。

5/24に行われる国内最後&正式メンバーによる日韓戦(平日の埼玉スタジアム)のチケットが、豪快に余りまくっているが、これが正式メンバー発表後、一気に捌けるのか、余りを継続するのかも注目だ。もし、残っているようであれば、かなりネガティヴと見ていい。


   
*素人文ゆえ、過去記事を読んだものとして、端折ってる部分がございます。