やっぱり、天皇杯軽視は駄目です!by 鬼武チェアマン

この一連のターンノーバーについて書いた記事も昨日で最後と思っていたが。
今度は一転して、Jリーグ、日本サッカー協会、認識がまるでちがう。


こんな上層部のていたらくを見せられると、見る側、サポーターのモチベーションがどれだけ下がるかを考えてもらいたい。
そもそもそんな騒ぐような事でもないであろう。普通のビジネスであれば、固定客や常連を失いかねない茶番でもある。

鬼武チェアマン天皇杯軽視NO!
 東京Vや京都など、J2リーグの上位4チームが天皇杯で先発メンバーの大幅入れ替えを行った問題で、Jリーグの鬼武健二チェアマン(68)は9日、Jリーグの規定が適用されない天皇杯に関してもベストメンバーで臨むべきとの見解を示した。仙台市内で行われたJ1、J2合同実行委員会ではメンバーの大幅入れ替え問題の再発防止に向け、リーグ側から各クラブに対してゼネラル・マネジャー(GM)を置くことが提案された。
 天皇杯でも発生したメンバー入れ替え問題を受け、鬼武チェアマンはJリーグとしての姿勢を明確に示した。「直近5試合で1試合以上に先発した選手6人」先発メンバーに入ることを定めたベストメンバー規約は、リーグ戦およびナビスコ杯についてだけ適用されるが、鬼武チェアマンは「天皇杯もベストメンバーでやらないといけない。その辺はプロスポーツとしての精神の問題」と、天皇杯も例外ではないことを強調した。

天皇杯もベストメンバーでやらないといけない。その辺はプロスポーツとしての精神の問題」

百歩譲って「プロスポーツとしての精神」は間違ってはいないが、考え方が古すぎて、まさに玉砕覚悟の「カミカゼ」と変わらない。たしかにそういった見方は日本人的で美徳とされるが、何故、入れ替えが必要になるのかがまったくわかってない上に、クラブにとってカップ戦がどうなのかという視点が欠けてしまっている。

しかし、いつまでこのような低レベルの綱引きをしているのだろうか。
ベスト、ベストというが、そもそもJ上層部がベストでない。
J上層部をターンノーバーして総入れ替えしたほうがいいのではないか。