開幕したばかりの欧州リーグ、そして日本では・・・あの記録が破られそう

スペイン、イタリアも開幕し、先に開幕したイングランド、ドイツとあわせ、各リーグが始まった。できれば、日本もこの時期に開幕して、天皇杯後に一ヶ月のブレイクを入れて、来年5月に終る日程の方がいい。

さて、ブンデスリーガでは、バイエルンロケットスタートを切っている。チャンピオンズリーグに出場できないのがもったいないくらいの戦力だが、このまま行ってしまうか、もしくはどこかで躓くか。

プレミアリーグマンチェスターCの快進撃かと思われたが、予想通り、今だけだったようにも。チェルシーアーセナルが思いのほか悪くないスタートだが、大型補強したマンチェスターUはいきなり躓いている。とはいえ、徐々に上位に絡んで喰うであろう。

リーガ・エスパニョーラバルセロナが引き分け、レアルは好発進。レアルのチームバランスは悪くない。すこし重戦車になりつつあるバルセロナも、今シーズンは苦戦するかもしれない。ただし、チャンピオンズリーグは優勝候補と見て間違いはない。

セリエAは、イタリア版「読売」のユベントスが復帰したが、ミランも好スタートだ。去年のようなことは避けたいが。昨年王者のインテルは勝利スタートとはならなかったが、この3強の構図は再び合間見えるシーズンになるであろう。ただ、日本での森本のゴールの扱いが、あまりにも小さいような気もする。かなり凄いことだと思うが。だからといって、すぐに五輪チームに召集というのも粗相がないとは思うが。

その森本の持つJ1最年少出場記録(15歳10カ月6日)が日本で破られそうだ。

G大阪に新たな戦士が送り込まれる。下部組織史上、最高傑作と噂されるG大阪ユースのMF宇佐見貴史(15)が26日、吹田市内の練習場で行われたサテライトの練習試合に後半の45分間出場。来週からトップチームの練習に参加することが分かった。早ければ9月16日の横浜M戦(万博)でJリーグデビューすることになり、森本貴幸(当時・東京V)の最年少出場記録を塗り替えることになる。

以前、過去ブログの未来の至宝、宇佐美貴史の可能性は・・・でも、柏木に次ぐイチオシ選手として宇佐美を紹介した。(ちなみに当ブログで選手を推挙することはあまりない。彼でまだ3人目)

たしかに彼は大舞台に強いし、秘めた才能はある。サイドは右も左も出来て、ドリブルは破壊力あり、パスも上手い。豪快なシュートも持つ。ただし、今は「若い」からというだけでマスメディアに簡単に持ち上げられる趨勢。おそらく、はじめて彼を見る人は、「こんなものか。思ったほど、たいしたことない」と思うはず。実際、線は細いし、スタミナがあまりないので90分の出場は無理。また、走る選手でもなので、試合中に消えてることが多い。くれぐれも決して、メッシ目線などの高いハードルで見てはいけない。ただ、彼から感じるものはあるはず。