U-17ワールドユースが開幕
U-17ワールドユースが開幕した。
開催国の韓国がいきなりペルーに敗れるという幕開けだが、韓国も開催国にもかかわらず、ペルー、トーゴ、コスタリカという侮れない組である。これではホスト国のアドバンテージもあったものではないが、最終的には、きっちり2位、3位でグループリーグは突破するであろう。
開催国の韓国がいきなりペルーに敗れるという幕開けだが、韓国も開催国にもかかわらず、ペルー、トーゴ、コスタリカという侮れない組である。これではホスト国のアドバンテージもあったものではないが、最終的には、きっちり2位、3位でグループリーグは突破するであろう。
日本は明日から迎える。日本はD組(ナイジェリア、フランス、日本、ハイチ)だが、正直、E組(ベルギー、チュニジア、タジキスタン、アメリカ)に入りたかった。とはいえ、3試合で終ったとしても、日本のグループは(強化のための)相手として悪くはない。
日本はハイチと緒戦を闘うが、ハイチは北中米予選でメキシコを破っている。個人技主体のチームで日本とは正反対。なるべく一対一の勝負にお付き合いしない方がいいかもしれない。ハイチは個が躍進している分、日本は組織プレーが武器になる。まさにこの試合は「個 対 組織」のせめぎ合いになる。先制点がモノをいうであろう。よって、日本は先制されるとすこし不利かもしれない。
二戦目のナイジェリアは勝つのはきわめて難しい。もし勝ったら金星になる。実はプレ大会でナイジェリアとは対戦していてすでに0-5で大敗している。すでに勝負付けを終えた同じ相手のため、負けるならば、得失点差を考えて敗北した方が良い。0-1、2-3の敗戦なら御の字であろう。すくなくとも、ここでは結果を問わず、自信を貰いたいところである。特に八反田が出るならば、ゲームメイクに期待したい。
三戦目のフランスは、二戦を終えた両者の立場・戦績がどのようであるかが鍵だが、黒人部隊のフランスはすこし厄介か。とはいえ、(本来、ユースにやる気のない欧州の)あきらめのよさを引き出すためにも、先制点が大事である。日本が負けても不思議はないが、日本が勝つ時は意外とあっさり大勝してしまうことも。
韓国開催だが、気候的な地理的な有利さも、グループリーグまでは準備段階で補えるため、さほど差が出にくい。おそらく、決勝トーナメントに入らないと「その地理的な差」は浮き彫りにはならないかもしれない。
ちなみに決勝トーナメントに日本が勝ち進んだ場合の対戦相手をシュミレーションしておく。
【日本がD組1位の場合】
B組E組F組の3位になるため、
B組→北朝鮮民主主義人民共和国、イングランド、ニュージーランド
E組→ベルギー、チュニジア、タジキスタン、アメリカ
F組→ドイツ、トリニダード・トバゴ、ガーナ
のどこかになるが、相手として強豪はいない。
B組E組F組の3位になるため、
B組→北朝鮮民主主義人民共和国、イングランド、ニュージーランド
E組→ベルギー、チュニジア、タジキスタン、アメリカ
F組→ドイツ、トリニダード・トバゴ、ガーナ
のどこかになるが、相手として強豪はいない。