サッカー日本代表 日本人帰化選手がもうひとり

以前、浦和にいたエメルソンが日本に帰化するという報道が流れた時、期待に胸を膨らませたが、破談になった。そもそも日本のFWに決定力がないから、こういった期待をしてしまう。

このたび日本に帰化するセルヒオ・エスクデロ。18歳。浦和レッズ所属。
彼は将来の浦和の中心FWだが、つねづね日本への帰化は噂されていた。
(Jリーグの外国人枠における浦和の抵触回避のためにも)わたしもそうなればいいなとは思っていた。
実現すれば、2007年のU20W杯はもちろん、2008年の北京五輪でもジョーカーになれるだろう。(あと、4ヶ月遅く生まれていたら2012年ロンドン五輪も出場可能だった)
彼は一対一に強く、フィジカルは強いほうである。シュートがさらに上達すれば、かならずや貴重な戦力になるであろう。


最近ではサントス、闘莉王が日本に帰化して日本代表に定着しているが、ブラジル人ではなく、アルゼンチン人&スペイン人の帰化は初めてではないか。しかもここのところ帰化選手が全員浦和ときてるのは、もはや、ひとつの文化なのだろうか。

こういった帰化は日本代表へのパスポートのようで、かつ、他国から見たら、どこか反則をしているような印象もあり、賛否両論があるだろう。ただ、帰化する彼らは日本のレベルを図る「ものさし」ともいえる。日本の実力が上がれば、帰化選手は不要になるし、現状維持ならば必要になる。
「海外組」ではないが、帰化しても日本代表になるのは難しくなる時代がいつ来てもおかしくは無い。

また、カレン・ロバートマイク・ハーフナーのように日本人とのハーフの選手も増えている。
国際性豊かな日本代表の姿もまた次なる新しい時代の姿なのかもしれない。