バルセロナ対チェルシーはかなりのキモ。

チャンピオンズリーグも第四節を向かえ、ここでほぼ出場クラブの輪郭が見えてくるであろう。
はたまたがけっぷち有力クラブの進退も注目である。

なんといっても注目はA組だ。バルセロナチェルシーはかなりのキモになるであろう。もし、この第四節で裏のブレーメンが勝ち、バルセロナチェルシーに負けた場合、チェルシーバルセロナ浮沈の鍵を握ることになってしまう。今後、バルセロナがホームでブレーメンに勝っても、チェルシーが消化試合扱いでブレーメンに星を譲るとなると、そのままブレーメンが2位抜けしてしまう事態になる。できればA組は波乱なく行ってほしかったが、バルセロナの進退はチャンピオンズリーグ全体に影響を及ぼすゆえ、この試合の結果がA組だけでなく、大会全体に大きな一石を投じることになるであろう。

バルセロナチェルシーに勝てばいいだけであるが、前回の試合のようなちぐはぐな展開を見せれば、二の舞もありえる。カンプノウを味方につけるためにも、先制点が鍵になるであろう。バルセロナの理想としては前半立ち上がり20分以内にほしいところだ。

他の組ではアーセナルインテルも厳しい。
アーセナルは前節で星を落としたため、どうしても負けられない試合になってしまった。相手云々より、そういったプレッシャーは本来の力を奪ってしまう。インテルミラノダービーを制したものの、負けられないプレッシャーに変わりはない。

セルティックはアウェイのベンフィカ相手だが、引き分け以上でほぼ決まるであろう。去年、レンジャースがベスト16入りを果たしているだけに、ぜひ、進んでほしいところだ。

とにかく、去年の決勝カードの2チームが総じて敗退となる事態は避けてほしいところだが、ミラノダービーに敗れたミランも取りこぼすことなく行ってもらいたい。