アジアチャンピオンズリーグ(ACL)出場権は・・・

川崎Fが来季のアジアチャンピオンズリーグ(ACL)出場権確保に照準を合わせた。ACLは天皇杯、Jリーグの優勝チームが出場するが、天皇杯覇者の浦和がリーグ戦も優勝した場合はリーグ戦2位に出場権が与えられる。DF伊藤は「優勝はあきらめていない。ただ浦和が負けなくてもACLは十分に狙える」と話した。

現在、天皇杯優勝チーム、Jリーグシーズン1位チームがACLの出場権を獲得しているのだが、今年は浦和が二冠を取ると、Jリーグシーズン2位チームがACL出場権を得るという。それはそれでいいのだが、もともとJリーグのシーズン一位、二位がACLに出ればいいと思う。

天皇杯は歴史あるが、あくまでトーナメントであり、運も左右される。おそらくはシーズンをうまく戦えなかった有力クラブへの保険的な措置なのであろうが、それでもACLにはレギュラーシーズンの長丁場を戦ってきたチームが出るべきである。また、シーズンの優勝が遠のいた2位~5位チームのモチベーションも切れない。

さらにいえば、ACL枠を3から4に増やせれば理想である。
タイやインドネシアのようなレベルの低い国にはわざわざ枠など与えず、格下の国には予備予選を行うなどし、中東の強国や韓国、日本、中国の枠を増やし、最終的に32チームが出場できるようにすればいい。各国がレギュラーシーズンを欧州に合わせられたら尚可だが。

仲の良い運動会じゃないのだから、ACLをもっと質の良い競争にしないと、アジアのレベルも上がらない。